うつを直したければ悦に入れ
挨拶と言い訳
2019年10月から2020年1月までの3か月の間、うつを経験したパブロフのぼくです。
今回はうつの復調のきっかけについて書こうと思っております。一応ノンフィクションで実体験ですが、効果には個人差があります。真似したところで治る保証はありません。ぼくはこうだったという経験談です。
うつについての前回記事はこちら。
・うつから社会復帰までの流れ
ざっくりと行動だけをまとめると以下のようになります
~2020年1月初旬:スマホゲーム&動画の毎日
1月中旬:自己啓発、ライフハック系の動画を見る
1月中旬~:外に出るようになる、生活費の計算、職探し
1月下旬~:リゾバ登録、仕事の条件決め、仕事決まる
2月上旬:リゾバで社会復帰
11月くらいから、「このままじゃやばいなぁ」って、漫然と思っていましたが、実際に行動に移したのは1月中旬からでした。
振り返ると、立ち直ったきっかけは、メンタリストDaiGoさんの動画でした。
・うつから立ち直ったきっかけをくれた動画はこれだ
動画視聴は基本的にYoutubeだったので、履歴を遡って調べてみました。
これです。
嘘だと思われるでしょうか。ぼくは嘘だと思います。見つけたとき、嘘だろ?って言いましたし。でも履歴遡ったら最初に見た動画これでした。
全然うつ関係ねぇじゃん!って思いますよね。ぼくはそう思います。でも、それまでエロとゲームと幕末志士で埋め尽くされていた視聴履歴が、DaiGoさんやキンコン西野さん、マナブさんの動画に変わっているんだもの。エビデンスがある以上、否定できないのがつらい。
・「それ無意識のうちにやってたわ~」と悦に浸ることで回復
この動画を改めて確認してみました。6:50以降の流れで、モテる人の質問の仕方について解説していますが、当時これを見ていた時、「え~こんなんでモテるの?それ無意識のうちにやってたわ~」と悦に入っていました。そこからしばらくDaiGoさんの動画にはまり、動画を見ては、「うわ~、俺じゃん」と、有り余るほどの悦にどっぷりとつかる。
ぼくはこんなう〇こみたいなきっかけで復調したんだなと思うと、うつになりそうです。DaiGoさんには感謝してますけども。
・次第に冷静になっていく脳みそ
DaiGoさんやその他自己啓発系のチャンネルを見て、悦の海に浸かっていましたが、同時に何もしていない現状にも気づきます。
ここで葛藤が生まれました。
「仕事もせず、誰とも接することなく、いずれ生活費が尽きる」という現実、一方で啓発系のチャンネルで蓄えた「自分には才能や資質がある」という勘違い。一方を立てれば一方が立たない。なぜなら才能のあるやつはヒキニートにまで落ちないだろうと、思っていたから。
・才能があってもヒキニートにはなるってことにした
ぼくは一瞬葛藤したのちに、このように結論を出しました。
有能であればヒキニートになることはないかもしれないが、天才と呼ばれる人たちは案外ヒキニート気質だったりするもんだ。だから才能とヒキニートは矛盾しない。
ぼくは勘違いを採用したうえで、現実に向き合うことを決めました。自分には何かしらの才能がある、でもそれは生活を維持したり、精神的にタフだったりする才能ではないようだ、と結論付けました。
だから才能のない分野は何とか楽な方法で乗り切ろうと決心しました。逆に才能がないと諦めることで努力する理由を得たようにも感じました。
・自分には割り勘の才能があるようだ
今日、同居人さんと買い物に行ったら、割り勘の才能があるといわれました。くそほどかっこ悪くてぼくにぴったりです。
才能といっても、大それたものではありません。一人で過ごすのが苦ではないとか、道に迷わず目的地につけるとか、PCを触るのが好きとか、そんな小さな要素の組み合わせだと思っています。
それら一つ一つは大そうなものではないけれど、どこかに集約させていければ自分の才能と呼ばれる”何か”ができるのではないかと、今は信じています。信じながらゆるゆるふらふら活動しています。
・今回はきっかけだけ、復調していく過程は次にでも書こう
今回は悦に入ることでうつから復調するきっかけを得られたよって話でした。復調していく過程は次回以降にまとめようかな。
でも自己啓発系のメディアの正しい使い方は必要な情報だけ収集することです。悦に入るために見るものではないですね。
あと、DaiGoさんの動画見て悦に入っていたのは紛れもない事実ですが、同時に深く感じ入った言葉もありました。救われたと言い換えてもいいかもしれません。最後にそれだけ紹介しておきます。
開始1分あたりから。
良くない親の元に生まれたとか、たまたま頭の悪い奴に囲まれたせいで虐められたとか、そういったことが原因で自分の可能性まで捨ててやる必要はないんですよ。
自分の人生は自分の手で変えていかないといけないんだなって思いました。
ここまで見ていただきありがとうございます。こんなくだらない話を残していこうと思っております。堪えれる方はフォローしてほしいです。ツイッターもしています。音楽関連とイラストを描いてます。良かったらフォローお願いします。