パブロフのぼく

音楽作ります。山登ります。イラスト最近始めました。コロナで無職になりました。 理系大学卒業→なんとなく大学院へ→ブラック研究室乙からの鬱→中退→農業バイト→3年して退職からの鬱→社会復帰(リゾバ)→2か月で派遣切り 朱に混じると鬱になる、やりたいことだけやって生きていきたいぃ。

パブロフのぼく

音楽作ります。山登ります。イラスト最近始めました。コロナで無職になりました。 理系大学卒業→なんとなく大学院へ→ブラック研究室乙からの鬱→中退→農業バイト→3年して退職からの鬱→社会復帰(リゾバ)→2か月で派遣切り 朱に混じると鬱になる、やりたいことだけやって生きていきたいぃ。

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初めまして。”パブロフのぼく”と申します。

・自己紹介コロナの影響で派遣切りにあった、アラサー、無職、男です。 ・こんな人生を歩んでいます貧乏、母子家庭、父近くにいる、不便はあったが不幸ではなかった幼年期 →中学時代、闇あるいは病み →意図せず高校デビュー、わけあって人気者ポジになる、人生のぬるま湯につかる →正解を探していたの大学時代、いろんな刺激に左右され最後は怠惰にアニメ鑑賞、この時が一番若者っぽい感じ →大学院時代、闇というか病み(シリアス)、結果退学 →住み込みバイト、人に必要とされることに喜びがあったが、

    • Fictional World, Functional Life _8

      「幼い頃ね…」 静かに目を開けて、話を切り出す。 「まだ学校という物理的な集団教育の場があった頃さ、学校の校門からすぐ外に出たところの空き地に混成緑地帯があったんだ。その頃には地下社会の歴史もまだ浅かったからさ、半分以上人口的な緑草との不純な緑地帯でも、十分な日光のない地下では珍しかったんだ。」 学校の歴史では、人類の社会の転換点として、公転周期の変化による短期的氷河期と太陽光の有害化をまず学ぶ。地球の急激な環境の変化によって、生活圏は地表社会から地下社会へと変化を余儀

      • Fictional World, Functional Life _7

        「そっか。そうですね。」 薄く目を開いて下方を見つめていた彼女が、久しぶりに息を吸ったようなわずかな安堵のようなものを覗かせながら顔を上げる。 「何かわかったのかい?」 彼女の内にある波みたいなものがひと段落した様子に、柄にもなく優しく問いかけた。 「いえ、先生のおっしゃってる意味が部分的にですが、腑に落ちたので。」 憑き物が取れたというには些か陰りのある表情で、自分の中にある思考をゆっくりと確かめるように口を開き、そして続ける。 「先生は、自然が好きなんですね。

        • Fictional World, Functional Life 設定概略

          自分用のメモを公開します ネタかわかんないけどネタバレあり 時代設定:2021年現在をして近代と称するほどには未来 時代背景:公転周期の変化、短期的な氷河期を経てその振り返しにより地球全体が乾季で紫外線指数は地上での恒常的な活動に影響が出るほどに高め。移動を半強制的に制限された人類種は移住空間を地下に拡大、資源のリサイクル、居住用の建造物のそのほとんどが半地下のような背の低いものとなり、およそ見晴らしがよくなった地球(皮肉)。地表近くには、強い太陽光に耐性のある裸子植物や

        • 固定された記事

        初めまして。”パブロフのぼく”と申します。

          Fictional World, Functional Life _6

          澱みを吐き出すように流れでた言葉たちは、役目を終えた恒星のように、ようようとその輝きを失っていく。内包していた意味も、つながりも、境界線を曖昧にして、漠然としたぼくらの意識から消えていく。響きの余韻だけを残して。 粒子をこすり合わせたような波の音と、不自然なほどに皮膚感覚の意識上に上らない風の音が、失われた言葉の代わりにと言わんばかりに耳に入ってくる。静寂というには些かのわずらわしさを感じる。 仮初の、虚構の世界が奏でる、練り上げられた末に零れ落ちる垢のような情報群に、なん

          Fictional World, Functional Life _6

          Fictional World, Functional Life _5 | 2/2

          「定量…」 彼女はぼくの言葉を咀嚼するように、同じ言葉をつぶやきながら、視線だけを細かく動かしているが、その目には注意を向ける具体的な実像があるわけではないようだ。その理由というわけではないが、左手の親指を唇に添える彼女の思考するときの癖を無意識的に披露している。 「納得はしてなさそうだね。」 彼女の思考を遮ることに些かの抵抗があったが、思わず声をかけてしまう。彼女はぼくの声に、多方面に動かしていた視線をこちらに向け、思考がまとまっていないだろうに律儀にも返答する。

          Fictional World, Functional Life _5 | 2/2

          Fictional World, Functional Life _5 | 1/2

          「じゃあ今度は別の仮定。今度は火事にしよう。 君はマンションの高層階に住んでいたね。下の階から、すでに火の手はもう君の部屋の手前まできてる。さあ君ならどうする?」 ささやかな解放感とともに出た問いは、先ほどと同質の漠然とした不確定性さがあったが、先にはなかった愉快さを感じるのは、自分の中で解がまとまりつつあるからだろう。 「なんか随分と楽しそうですね。」 どうやらその愉悦は、彼女をして随分と言わしめるほどには透けて見えていたらしい。知らずに口角が上がっていたようで、試み

          Fictional World, Functional Life _5 | 1/2

          Fictional World, Functional Life

          テーマ:仮初の自然、借り物の命(Fictional World, Functional Life) 神の作った世界を統べた 人一人ぼっちの世界で 神に問う コード:Cadd9, Bm7, A7sus4, G/B ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー first, she said 彼女は言った let there be lights "光あれ"と so the sun is about to set だから今

          Fictional World, Functional Life

          Fictional World, Functional Life _4

          「これはさ、仮定の話だけど…」 彼方からゆらりと近づいてくるように波の音が、不快にならない程度の緩やかさで耳に入ってくる。ひとしきり愉快な気持ちに体の主導権を委ねてから、自分を取り巻く環境の主張に耳を傾けられるほどには常の落ち着きを取り戻し始めていた。 「お腹が痛くなることってあるだろ?」 「何を仮定してるんですか?」 「まだ途中。」 相変わらず呆れ調子ではあるが、ようやく会話の開催意図が明確になった話題となったからか、彼女の先の不安も霧散し、常の微笑を浮かべている

          Fictional World, Functional Life _4

          Fictional World, Functional life _3

          「はぁ」 ぼくの誠実さは彼女には届かなかったようだ。 人の気持ちに報いることは難しい。拾い損ねた忘れ物が部屋の隅にあるような、ほんの少しの気がかりを感じながらも、この混沌の端を発してしまった説明責任を果たそうと口は滑る。 「まぁここでは三者の違いは一旦置いといて、面倒だから一緒くたに意識にまとめてしまおう。」 「私はまだ納得してないんですが…」 「うん。」 どう説明したものかと思索の海に潜り始めようとする意識のすんでのところで、彼女が何かを言外に伝えようとしているこ

          Fictional World, Functional life _3

          Fictional World, Functional Life _2

          「人の意識ですか?」 彼女は微笑むことに飽きたのか、わずかな驚きと困惑をきれいに織り交ぜたような声音で、同じ言葉を返してくる。 あるいは、ぼくの思考過程がすっぽり抜け落ちた結論に対するクーリングオフみたいなものかもしれない。対価をもらっているわけではないので返品に応じる謂れはないが。 「そう、意識。認識、思考と言い換えてもいいかもしれない。ところでこれらの違いってわかる?」 相好が崩れる。どうやらぼくが相手の理解を問わず話を進めることに対して呆れつつも、すぐに諦めがつい

          Fictional World, Functional Life _2

          Fictional World, Functional life _1

          「人はなぜ自殺するんだろうか」 ぼくは独り言のようにつぶやいた。 空気に溶け込んでしまう薄い紫煙ような小さなつぶやき。水に落とした一滴の朱のように、じわり、と滲んでいく。ただ惜しむらくはここには空気も水もないということ。 すべて仮初。 では何に溶け込み滲んでいくかというと、おそらくは、吐き出したぼく自身、そして向かいに座っている彼女自身にだろう。 「嫌なことでもあったんですか?」 一人遊びをする子供を見つめるような優しさで微笑みながら彼女は問いかけてくる。ちらと少し

          Fictional World, Functional life _1

          うつからの復調、アラサーの主張

          ・挨拶2019年10月から2020年1月までの3か月の間、うつを経験したパブロフのぼくです。 前回うつから復帰するきっかけを書きましたのでその続きを書こうと思います。 前回の記事を置いておきます。タイトルがなかなか香ばしい。 ・今回はうつからの成長記録だうつから今に至るまでの流れはこちら。 ~2020年1月初旬:スマホゲーム&動画の毎日 1月中旬:自己啓発、ライフハック系の動画を見る 1月中旬~:外に出るようになる、生活費の計算、職探し 1月下旬~:リゾバ登録、仕事の

          うつからの復調、アラサーの主張

          うつを直したければ悦に入れ

          挨拶と言い訳2019年10月から2020年1月までの3か月の間、うつを経験したパブロフのぼくです。 今回はうつの復調のきっかけについて書こうと思っております。一応ノンフィクションで実体験ですが、効果には個人差があります。真似したところで治る保証はありません。ぼくはこうだったという経験談です。 うつについての前回記事はこちら。 ・うつから社会復帰までの流れざっくりと行動だけをまとめると以下のようになります ~2020年1月初旬:スマホゲーム&動画の毎日 1月中旬:自己啓

          うつを直したければ悦に入れ

          うつになってから止めたこと2

          ・挨拶しますこんにちはパブロフのぼくです。 音楽とイラストの作品といえなくもない何かを残したくてnoteをはじめました。創作活動は進んでいません。やりたいことをできてないことにフラストレーションを感じてます。 今回はうつになってから止めたことパート2です。うつ関連の記事を書くのに少し悩んでましたが、書ききらないと進めないなぁと思いなおして改めて記録に残しておこうと思う次第です。 ・万事諦めた!-具体的には?前回、うつになってから止めたことと題して記事を書いてます。詳細は以

          うつになってから止めたこと2