自分軸と他人軸って何?
こんばんは。
サーバルポッドです。
自己啓発本とかセミナーとか好きな人は自分軸と他人軸という言葉を聞いたことあるかもしれません。
このような界隈では自分軸は良い、他人軸は悪いというような意味合いで使われることが多いように感じます。
では、実際のところ自分軸と他人軸の定義は何かというと、結構あいまいな感じで使われている印象です。
要は自分の価値観を軸にして活動できている、これが良い。
他人の価値観に踊らされているこれが悪い。といった話なのですが、社会で活動する以上は組織や他人からの一定の評価を得る必要がありますし、そもそも自分の価値観も社会のどこかで教育されたものを無意識に採用しているか否かの話になってきます。
「価値観」という点においては、絶対的に社会的な意思が入ってきているので自分軸も他人軸も無く、社会軸となっているかと思います。
では、「感覚」で活動しているのか「価値観」で活動しているのかの二極で考えたときに、「感覚」というのは意外と然るべき人と連動していることが多いと感じます。
例えば、何気なくコンビニでアイスを買って帰ると家族がちょうどその商品が食べたいと話をしていたんだと喜んでくれたり、少しオカルトじみてしまいますが、感覚こそあらゆるものと連動しているのではないかと。
こうなってくると「感覚」も自分軸とは言い難いです。
そもそも軸って必要なのかという話です。
目の前に現れたものに対して適宜対応していく、自分の価値観でも他人の価値観でも感覚でもオカルトでも、グーに対してパーを出すように適当なものをあてがっていけばいけばいいだけの話で、軸にこだわる必要はないのかなと感じます。
結論としては、自分軸や他人軸というのは問答の中にのみ存在していて、実際は無いのではないかというのが筆者の認識です。
以上です。