沖下シン
書くことについて、長いこと書くことができなかった。矛盾だらけだ。…ある日、蓋が開いた。
toxicな環境下で育つと考え方、モノの見方に毒が混じる。 人心に害を及ぼさない程度に解毒できたものは、薬になるかならないか。
カナダのスケート選手が主人公のBL小説です。
相方に挿絵を描いてもらったのだー! お話は変わってないけど、不機嫌な王子様がカッコ良いから見てー! https://note.com/serotonin_orange/n/nca7be2676063?sub_rt=share_b
数日前から、死亡広告をさがしている。 新聞をとらなくてもネットで検索できるから、便利である。 母の死をほのめかすような、不吉な夢を見た。 父が死んだと思しき時期にも鮮烈な夢を見たので、何かがあったのだろうと想像する。 …会いにいかない。 会いに、いかない。 最後に交わした言葉は、「私たちに謝れ!!」だった。 顔を歪めて、吐き捨てるように。 全身全霊で喚いていた。 …謝ってもいいが。 それが一体、なんの利益を産むというのか。 わからんなあと思い、同時に彼らの浅い意図を察する。
最近見た映画『ルックバック』の主人公藤野が、相方の京本に問われるシーンがある。 自分はどうだろうか。 なぜ、書くのか。 なんのために書いてきたのか。 多重人格的な様相の中を、生きてきた。 本来の自分が、両親により存在を禁じられたからだ。 そのときそのときで都合のいい役割性格を引っ張り出し、演じていた。 …演じる。 嘘をついているようで、聞こえが悪いかもしれない。 居心地の悪さは、常にあった。 ほかにやりようがあったのだろうか。 …わからない。 現在の自分は、こうした心底
先のnoteで、創作者に必要とされる「人間愛」について触れた。 人間愛というと、あまりにクラスターが大きすぎて、自分には咀嚼できない。 相方がうまいこと噛み砕いてくれたので、その言を借りた。 「人間に対する興味」。 これなら、自分にも理解できる。 しかし、もっとクラスターを細かくできないか。 私は胃があまりよくないので、なんでも細かくして食べたいのである(笑)。 人間愛 ↓ 人間への興味 ↓ 人間への信頼 ↓ 自分自身への信頼 これでどうかな。 自分は長いこと、人間不信で
創作する者に必須の要素と思われる「人間愛」。 これが欠けた作品はとっつきにくく、なかなか見てもらえない(超要約)。 商業イラストレーターの発言と聞いて、納得した。 親しみやすさというか、人なつっこさというか。いわば天然のアイキャッチ。 これがないと、いくら描き手が精魂込めたつもりになっても無駄である。 シャカリキ大車輪で描きあげ肩を怒らせても、他人の目には止まらない。 自分と全然関係ないんだよね、と見る者は素通りしてしまうのである。 絵の中のキャラクターがはっきりと、あなた
殺意の影 『ルックバック』を観に行った。 頭がくわんくわんして考えがまとまらず、雑すぎる感想を書き殴って澄ましていたが、もう一度観て確認したかったのである。 自分が何をそこまで、衝撃に感じたのか。 原作を知らず予備知識なしに観た初回と比して、今回は原作漫画を読了後にして2度目の視聴である。 幾らかでも本作の分析が叶うのかどうか。 要は頭が混乱したままなのが嫌なので、自分の中でどうにかオチをつけようと思ったのである。 睡眠不足+長距離運転の結果寝落ちして、藤野と京本が袂を
キメラは思うのです。 最初から、男に生まれようとか女に生まれようとしてはこなかったはずなのに。 生まれ落ちたときにはどちらかに決められているのはなぜなのだろうと。 からだの性別は、どちらかに固定されています。その中間というのは、長いことあり得ないとされてきました。 ほんとうは、その真ん中あたりだったのかもしれません。 今ではもう、よくわからなくなってしまいました。 キメラはたしかに、生まれたとき女性の体を持っていました。 蝶よ花よ、愛らしい女の子が生まれたと祝福されれば、素直
今話題のアニメ映画『ルックバック』、友人に誘われて観てきました。 背景がすんばらしく美しくて、完成度の高さに圧倒されました。 音楽を含めて、演出の素晴らしさに打たれまくりです。 目を見開いて固まったまま、没頭してしまった! 以下は簡単に気づいたことを。 藤野のある種イタイ言動と、京本の純粋すぎる言動のコントラストが際立つ 二人の出会いはかなり気まずいものだった。 その後、京本が藤野の部屋で漫画を手伝う場面に移行するが、え? この二人、そんなに急に仲良くなる? と段差があっ
「おまえは、だれだ…」 王子の喉から、聞き苦しい声が漏れました。 彼が城の一角の塔に幽閉されてからというものの、世話を申しつけられた牢番数人のほかは、訪れる者はありせん。 王子はもはや、皆に忘れ去られているようでした 皿に盛られた食事は、牢の前に置かれるだけです。 週に一度は盥がおかれ、体を洗うこともできました。 ただ、それだけでした。 誰も彼の名を呼ぶ者はなく、彼を必要とする者もありせんでした。 長く声を発しなかったので、王子は話し方を忘れていたのです。 ひかりは言いました
ウェーイ夏休みだ! というわけでもないのですが、連休をもらったので数年ぶりに映画を観てきました。 給食にすべてを賭けている教師・甘利田幸男(市原隼人)のコメディです。 なんでこの映画を知ったかというと、咳の発作がひどくて休んでいるときに、テレビをつけっぱなしにしていたらCMが目に入ってきたのです。 発作が激しくて周りに迷惑かけちゃうから、どこにも行けなかった時期です。咳き込むので、ご飯もうまく食べられなくて。 治ったら絶対観に行くんだとココロに決めてました。 復帰即猛然と働き
いつも自信がない。 本当に書いていいのか。これは自分が書くべきなのか。書いてしまうのは正しいことなのか。 放ってしまった言葉が周りを変えてしまいそうで怖い。 自分に返ってきそうで怖い。 だいたいいつも、なんでも怖い。 子供の頃、泣いてばかりいた。 書く前に調べ物をする。 浮かびあがる背景が書こうとするテーマに重なり、ハーモニーが聴こえたとき、ようやく正しい道筋を探り当てた気分になる。 間違ってなかったと思いたい。 これで書けると信じたい。 書きたいのか書きたくないのか、わから
毎晩食後に宇和ゴールドを食べている。 最近まで知らなかった柑橘だ。 せとかや甘平や美味しい柑橘はいろいろあるんだけど、今の病みつきは宇和ゴールドだ。 河内晩柑やジューシィオレンジなど、呼び名はいくつもあるようだ。 和製グレープフルーツと評判を聞いて、多分好きなやつと思ったけれど、ほんとうにオイシイ! 苦味やえぐみは少なくて、めちゃくちゃにジューシィだ。 果肉はプルプルしていて、生命あるゼリーみたい! 毎回美味しくて、感激して食べている。 旨味さえ感じられる。 香りも最高である
AppleWatchがほしくなって、友だちといっしょに見にいってらモスバーガーにいきました。 ずっと食べたいとおもっていた、スパイシーモスを食べました。 辛い、でもおいしい! その後、辛くなっちゃったねー。とカフェにいって、遅い時間なのにケーキを食べました。 週のはじめから、なにやってるの(笑)。 でも、楽しかったです。 あしたは仕事の日じゃないみたいで(笑)← 仕事ですw 注文したAppleWatchが、翌週に届きました。 充電する小物なんかを買いにいって、やっぱりモスバー
ちょいと機会がありまして、ヨマさんに占っていただきました。 タロットです。 私はヨマさんの絵が好きで、見出しに使わせていただいてからのご縁です。 シンプルな描線でかわいい。 わかりやすいのに、めっちゃ感じがつたわってくるのよ! すんごく優しい占いだったのですが、ひとりでボーッとしている間にわかったことがあります。 効果は後から、じわじわきます。 まだ何か、わかってくることがあるかもしれない。 ヨマさん、ありがとうございます! 人さまを介して自分の姿をみるのも、良いものです。
テレビってなんのためにあるの。ドラマってなんのためにあるの。原作者の方が亡くなってるのに、読者や視聴者はヘラヘラ笑いながら作り事のドラマを楽しめるとでも?
セクシー田中さん、続きを楽しみにしてた。芦原妃名子先生が亡くなられて、とてもかなしい。丁寧な心理描写と心の機微を的確に織り込まれる、素晴らしい作品でした。ご冥福をお祈りいたします。