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還暦でスンバワサーフトリップvol1

2024年12月29日昨日の深酒がたたってなかなか起きれない。年末と言うこともあり、想定外に旧友から夜遅く連絡があり駆けつけたところ案の定帰りが遅くなってしまった。
翌日30日9時40分発のジェットスターだったので、できれば3時間前には那覇空港に行きたかったのだが、結果二日酔いの頭で荷物をポンポンと詰め込み不安なまま2時間前に到着。

自分で起業して10年が経つが、お正月の時期に旅行した事は無い。1日でも診療を休むと患者さんに迷惑がかかるのと、休診明けの日に混みすぎるというのが理由だ。
ところが、2024年暮れから2025年にかけては土日を合わせると、なんと休診にする必要がない9連休。
年齢が上がるにつれ冒険する心が薄れ、慣れ親しんだ環境でゆっくり過ごすことばかり望みがちだが、それではこの年齢なりのイノベーションを起こせない!
そう考えて行ったことないところに行くことに


起業して15キロほど体重が増えた。やがて100キロに到達しようとしている。もちろん昔使っていたサーフボードなどは浮力が足りなさすぎて、そして衰えた筋力ではとても使えない。
数年前にありえないほどのボリュームのロングボードを買ったが、逆にボリュームがありすぎて持ち運びが大変と言うことに気がついてあまり使ってない。
7フィートのファンボードも買ったが、ドルフィンが難しく、倉庫で眠ったまま。まともに波乗りできる体ではない事はわかっているが、その7フィートの板を持って久しぶりにインドネシアに行ってみることにした。2012年にサーフトリップでバリを訪れたのが最後だから、12年ぶりと言うことになる。

昔はサーフトリップ専門店などにお願いしてチケットなどを送ってもらっていた時代であったが、今回はアゴダで購入。Jetstarの国際線はオンラインチェックインもできないし、那覇空港カウンターでやるしかない。サーフボードを持っているが、オーバーチャージの記載は重量だけだったので、とりあえず20キロ+で購入しておいた。不安なままカウンターに行くとオーバーサイズのハンドリング代として2000円必要ということである。それはそれで良いのだが余計に買っておいた20キロ分のお金は返してくれないのかと尋ねると。それはアゴダ側の問題だと話される。なんとも嫌な時代になったもんだ。

ここで揉めてもしょうがないので、お金を払って搭乗待合室に向かう。ありえない位の大行列で、こんなに人がいる割には1カ所しかゲートが開いてない。手持ち無沙汰ということもあり並んでいる間にオンラインでビザを取ることにした。

ここで第一の不幸が始まる。「インドネシア ビザ」みたいな感じで、Safariで検索をかけると、1番上にそれらしいサイトが来る。開いてみると、まともそうだったので、そのまま必要事項を入力し、カード番号を入力し送信。何故かうまくいかないためにカードを変えてみたりした。そうするとしばらくして三井住友からカードの不正な利用の疑いがあるからカードを停止しますと言った。連絡がある。確かに使ったのは自分だしお金を見てみるとビザのお金が203ドルになっている。確か5000円位だと聞いてたんだけど、そんなはずはないと思ってもう一度確認するとこのサイトは詐欺ではないが、中間マージンをとって代理で取るような感じのサイトのようだった。
やられた!!
英語で書いてあるし、それらしい雰囲気はあったのであまり疑わなかった。自分が悪い。
それにしても悪質!! かなり悪徳なのですぐにサイト変えるだろうからあえて公表はしない。

入国ビザに32,088円!!!
酷いサイトだと思いませんか?



クレジットカードは2枚しか持ってこなかったので、ここで1枚が死ぬことになる。これを解除するためには、どうせかなりのやりとりが必要になるだろうし、時間的にそんな余裕は無い。
そうこうしてるうちに審査が3列になったので、時間内に搭乗待合室に入ることができた。トイレに行く間もなく二日酔い対策のペットボトルを2本買って機内に乗り込む。

500ミリリットルのペットボトルを2本持って機内に乗り込んだのはいいけれど、覚悟はしていたものの、狭いだけでなくペットボトルを置くスペースが全くない。


タブレットは入るけどペットボトルは無理
そして膝前のポケットはない

しょうがないので、ユニクロのフーディの前のジッパーを閉めて、胸元から2本入れて過ごすことにした。水対策を考えた方がいいかも。ペットボトルを引っ掛けるアイテムがあると便利かもしれない。


チキンライスのような機内食
さすがに5時間以上のデイフライトなら食事は食べたい

シンガポールの国際空港からデンパサールまでの乗り継ぎ便は1時間ほどの猶予しかない。慣れないとどっちに行っていいかわからないので下調べは必要かもしれない。ターミナルを移動するところでまた手荷物検査があり、ペットボトルは全部没収となった。気をつけたほうがいい。

乗り継ぎ便もジェットスターで相変わらず狭いが、今度は膝前のポケットがあった。飛行時間も3時間はかからない程度なので、そこまで苦にはならなかった。

バリ到着後はオンラインでうまく取れなかったために、Visa on arrival(VOA)の長い行列に並ぶことになった。確かにこれに並ばなくて済むならオンラインで取得しておきたいところだ。
500,000インドネシアルピア ざっくり5000円。
これを読んでくれた読者の方が、変なサイトに引っかからないことを祈ります。

サーフボードとキャリーケースを取り、税関のところで、またもQRコード対応が必要になる。読み込んであれこれやっているとポーターがやってきてニコニコ笑顔で手伝ってくれると言う。携帯にサクサク入力して、これでオッケーと言ってくれるのだが、これが彼らの商売だった。長年インドネシアに来ないからすっかり忘れていた。
結局、サーフボードとキャリーケースを持ってくれて、外まで運んでくれた。
支払ったお金はあえて伏せておきます。色んな人の思いがあるだろうからね。

翌日の便に乗るし、トランジットのためのステイなので、空港前の
HARRIS Hotel Kuta Tuban - Bali
まで徒歩で行く。幸い雨には降られなかったがもしかするとこれは雨だと厄介だったかも。
Google マップを頼りに歩くと10分ほどで着くのだが、歩道は工事中だし、道路をサーフボードを持ったまま歩くので結構怖い。かといって、近すぎてタクシーに乗るのも気が引けるし、ホテルの送迎をお願いすると1時間に1回みたいなことが書いてあった。
節約志向が極端でなければ、空港から離れたホテルにタクシーで行く方がいいかもしれない。今はGrabがあるのでぼったられることもない・・・はず。


とても感じのいいホテルでしたよ


プールサイドでのんびりするのもいいかもしれない

超久々のバリなので、タクシー配車アプリGrabを使ってGoogle マップでお勧めになっているお店をとりあえず目的地にしてGO。しかし行ってみると、店の前は大行列。やっぱり有名なところは予約が必要かもしれない。車の混雑具合などは相変わらずだが、建物は綺麗なものが多くなっていた。表通りにあるお店を避けフラフラと小道に入ってみる。割と良さそうなお店発見で晩御飯とした。
金周东北烤串 warung jinzhou lezat https://wap.maxspos.com/shop.html#/shop?code=165103&becomeSilent=1


何はともあれSATEと BINTANG
SATE KAMBING(ヤギの串焼き)Rp59,000
BINTANG RP42,000
NASI GORENG Rp58,000
レシートがちゃんとあるので、値段が後から確認できたけど
よく考えたらレシートもらえるってすごいことかもしれない

旅行移動中に飲み過ぎるのは本当にやばいことが判明したので、早々に切り上げて睡眠。

12月30日朝から久しぶりにクタのビーチを見に行ってみることにした。ホテルの近くで両替をしてみたけど、大体街中の両替所とレートは全部同じだった。この時期で9775。
Grabで便利にビーチサイド側にあるスタバへ。タクシー代はホテルからRp21,100 日本人感覚からすると安い!


35年前ビーチで座っているとたくさんの人が寄ってきて髪の毛を結ってくれたりしていた
あの頃のビーチはものすごく広かったイメージなのだが、今では護岸がしっかりと引いてあり、もはやビーチは無い
環境変化ってほんとにあるんだと実感

環境の変化に驚きながらも、ホテルに帰って、パッキングしなければと
Grabを使おうとしたところカードが使えませんと出てきた!どういうこと?既に持参したカードの1枚はビザ申請の問題サイトにやられたので、1枚しか残ってないのにこのカードがが死んだらこの旅行どうなるんだ?
いろいろ調べてみると、銀行からカード代が引き落とされてないとの事。銀行にはお金があるはずなのにどういうこと?
ほんとにいろいろ起こる旅
結局、流しのタクシーを捕まえて行き先を言うとRp200,000だと。10倍ですよ!!絶対Grabを使うべきと確信。交渉でRp120,000 それでも6倍。

カードは余裕を持って枚数持ってきておき、Grabの登録やeVOA(ビザ)取得は余裕を持ってやっておくことが重要というのが今回の教訓。

vol2へ続く