人間関係リセット型の人生だから、人間関係でことごとく気持ちを病む、という話
昨日、6年くらいの付き合いのネットの友人と言い合いになった。この書きぶりでは自然発生的に起きたもののようだが、要は私が、彼の些細な言動にケチをつけて、それが元で喧嘩が起きた。私も人のことを言えたタチではないし、その時私がそれを我慢していればよかったわけで、私が悪いと思う。
問題は、彼が「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」タイプの人で(喧嘩の原因になったのもこの性質だ)、一度嫌いになればその人にまつわるすべてが嫌いだし、いくら謝ろうと何をしようと、恐らく無駄だろう、ということだ。
全面的に私が悪かった、という思いも込みで、彼に個人で謝罪を入れた後、私はDiscordのサーバを抜け、LINEの履歴を消し、6年間付き合いのあったネットのコミュニティから去った。
リセット
こんな記事を書いている時点でわかりきった話だが、今相当病んでいる。昨晩からとても胃が痛い。
本当に6年間、そこのコミュニティに入り浸っていた。逆に言えば、私にとって人間関係は、「最近抜けたコミュニティ」の他には「大学の同期」「大学院の同期」「会社の同期」くらいしかなく、趣味の時間をともに過ごす人、となるとほぼ「最近抜けたコミュニティ」に依存していた。そして、それを自分のミスで失った。
人付き合いがヘタで、気の合わない人と長くいることができず、面白くないことで笑うのも苦手で、結果として友達は少なく、数少ない友達に大きく依存して、いつか相手を疲れさせてしまったり、
私が勝手に相手に絶望したり、嫉妬したり、失望したりして、勝手な思い込みで友達付き合いを切ってしまったりする。私はこれまで、「人間関係リセット型」で生きてきたと思う。なにか気に食わないことがあれば、それで全てさよなら、としてしまう。そうして関係性を醸成できず、深い人付き合いもないまま、こうして26歳の今、ここに立っている。
きっとたくさんのコミュニティに依存して生きていれば
きっと、たくさんのコミュニティに依存して、いろんな人の声をきいていれば、多少嫌なことがあってあるコミュニティに近寄らなくなっても、暫く違うコミュニティで気持ちを鎮めて、また元のコミュニティに帰れるんじゃないかとか、
今みたいに本当に決定的に離れてしまうことになっても、とりあえず誰かに話をきいてもらったり、気持ちを切り替えることはできるわけで、
もっとたくさんのコミュニティと一緒に生きて、こんな風にいちいちリセットなんてしなくても生きていけるように少しずつ気持ちを強くしていって、
もっと優しく、穏やかに、我慢できないことを減らして怒ることなんて金輪際一度もないような大人になりたいと思う。
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