見出し画像

北海道ドライブ旅行2024 DAY5

2024年6月8日〜15日まで7泊8日で北海道をドライブしてきました。
この旅も早くも5日目。楽しい時間はあっという間に過ぎていきます。この日も300km超えの移動を予定しています。
東藻琴の宿を出発して、まずは小清水峠を目指します。ここから屈斜路湖を望みます。この先は裏摩周か知床峠かなやんだのですが、昨年走った知床峠が気持ち良すぎたので、天気もいいし、知床を選びました。
その後は根室海峡沿いに南下して、日本最東端納沙布岬まで行き、根室で宿泊の予定です。

地図で見ると北方領土ってやっぱり近い

美幌もいいけど小清水もね

昨年は美幌峠から屈斜路湖を望みましたが、今年は小清水峠からです。峠道をハイランド小清水725というレストハウスを目指します。

例によって早朝出発なので、当然ながら、レストハウスは営業前ですが、そのおかげで雲海に間に合いました。少し下った藻琴山 展望駐車公園では既に雲海が晴れはじめていたので、ギリギリのタイミングだったみたいです。

見事な雲海
右手に見えるのがレストハウス
PENTAX K-3 ƒ/11 1/400 12 mm ISO 100
藻琴山展望駐車場では既に中島が見え始めていました。

お次は知床峠

なんか、この日は峠シリーズになってきました。ただ、北海道の峠って全然違うんですよね。カーブの曲がり方もそんなにきつくないので走りやすい。マニュアル車だと、ブレーキそんなに踏まなくてもシフトチェンジとエンジンブレーキだけで、結構走れるから楽しいです。
昨年は羅臼側からウトロ側だったので、今年は反対方向で峠を超えていきます。知床は言わずとしれたヒグマの棲家。途中、出会わないことを祈りつつ、走っていきます。よくヒグマの側に車を止めて動画撮影したものを見かけることがありますが、ヒグマが本気出したらひとたまりもないのは旭山動物園で確認済み。出くわしても素通りする形がベストだと肝に命じております。幸い出くわすことはなかったですが。羅臼岳ってなんか人を寄せ付けない雰囲気を感じるのは自分だけか。

今年も綺麗な羅臼岳を拝めました。
SONY ILCE-7 ƒ/11 1/250 24 mm ISO 200

昼食は「道の駅知床・らうす」でいただこうと11時ちょっと過ぎに到着したのですが、既に行列。
行列に並ぶのが何より嫌いな私は悩むことなく、別の食べ物を物色。ホッケフライバーガーを発見しました。早速いただくと、間違いなくホッケです。普通のフィッシュバーガーより魚感マシマシな感じですが、元々魚好きな私にとってはこれはこれで美味い。ごちそうさまでした。

これはこれであり。
お得なのか、人も多かったです。

野付半島は本当になくなるのか

野付半島は毎年地盤沈下しており、「なくなる。」という意見と、野付半島は砂嘴と呼ばれる特殊な地形であり、今なお成長しているとい意見があるらしい。いずれにせよ不思議な景色の広がる場所であることは間違いないので、ちょっと訪れて見たかった場所です。
野付半島までの道のりは晴れているのに時折濃い霧の中に突っ込んでいくようなことを繰り返して進む感じでした。
標津町を通り過ぎた先を左折していよいよ野付半島を走っていきます。
日が出てきてどんどん湯気が上がっていました。最果て感を味わうにはいいところです。
とりあえず、車で行けるところまで行ってからネイチャーセンターに戻ってきました。トラクターで遊歩道まで行けるみたいですが、時間の関係で今回はパスしました。時間のある方は行ってみても良いかと思います。

PENTAX K-3 ƒ/13 1/320 400 mm ISO 100
SONY ILCE-7 ƒ/11 1/320 105 mm ISO 200
PENTAX K-3 ƒ/13 1/250 120 mm ISO 100

この日のソフトクリーム食べていなかった

この日は朝からバタバタしていて、まだソフトクリームを食べるの忘れていました。
そこで、「道の駅おだいとう」に寄ります。漢字で書くと尾岱沼となるそうです。沼を「とう」と読むのですね。尾岱沼のある別海町は生乳生産日本一だそうです。

下に展望台あるみたいですね。今気がついた。
生乳生産日本一の町で食べるソフトクリームが美味しくないはずはない。

この日最後は最東端へ

ここまで来たら、日本最東端の納沙布岬を目指します。極東の国、日本の最東端って、なんかいろんなものの行き止まりみたいな漢字がしますね。遠く、ヨーロッパから流れて来たものが、ここで止まる。みたいな。
逆に言うと、この向こうはアメリカってことですね。実は太平洋挟んでアメリカは隣国なんですよね。
まずは根室市観光インフォーメーションセンターによって、日本最東端証明書をいただきます。まだ行ってないけど、いつも早朝から活動開始なので、翌朝はもらえないし、後で来ると閉まってしまうかもなので、とりあえず先に頂いてから向かいます。稚内のときは係りの方が日付ハンコをおしてくれましたが、こちらは勝手に持っていくスタイルでした。場所は根室駅前です。
根室駅前を出発すると、市街地、住宅地を抜けやがて原野という感じで景色が変わっていきます。最初は快晴だったのですが、岬に着く頃には霧の中という感じで、気温も下がっていました。この時期、上に羽織るものは絶対に必要ですね。
帰り道は行きと逆側の太平洋側を走ったのですが、終始霧の中で見どころ無しでした。

なんか風情がある
残すは西と南
最東端は霧の中

本日のお宿はイーストバーバーホテル

根室市にあるイーストハーバーホテルに宿泊です。普通のビジネスホテルです。古めなので、コンセントが足りないなーと思っていたら、引き出しの中にテーブルタップが入ってました。助かる。今どき、宿について最初にやるのは充電ですから。

夕食は根室のご当地料理エスカロップ

夕食をホテルのレストランで食べても良かったのですが、ホテルの近所に評判良さそうなカフェ(マイウィング)があったので行ってみることにしました。当然、エスカロップをいただきます。
バターライスの上にとんかつ、デミグラスソースがかかった根室のご当地料理。この組み合わせなのに、重くなく、軽く完食できてしまいました。北海道の料理って、なんだろう、こういう地元飯的なもののほうが感動が大きいです。ウニ丼とか美味しそうだけど味の想像もつきます。この手の地元飯は軽く想像を超えてくるから感動が大きい。
この店のマスター、寡黙な感じなんですが、お話するととても気さくな方で、この店を仲間と建てたときのお話などいろいろお話が聞けました。
ということで5日目はこちらで終了。

こちらのカツは薄切り肉をミルフィーユ上に重ねたものでした。
お花はマスターの奥様作だそうです。店内も色々おもしろいです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?