今時、世帯主が代表して申請、古くないですか???
と私は思います。
「世帯主が家族を代表して申請し、口座にまとめて振り込まれる」
とあります。
ニュースでもこのイメージに近い、父親が世帯を代表して申請する
イメージが作られて報道されており、これを見て改めて思いましたが、
やっぱり家族の
代表は「父親」であり、
これだけ個人主義が進んでいる世の中なのに
(少なくともそう思っていた)
申請は「世帯主」が行う。
という、やっぱり家族主義が根強いんだなこの国は、
と呆れてしまいました。
いかにも役所が考えそうです。
現行の制度の中では、この方法が漏れなくもっともスムーズに
給付を行える方法であると判断された結果である、
ということかもしれません。
緊急事態においては尚更そうでしょう。
ではこの緊急事態が収束していったら、少しずつ
変わっていってほしい。
選択的夫婦別姓の話もそうですよね。
奨学金が貸与ではなく給付であるという話も。
背景には、この国にいまだに根強く残る
家族主義、という考え方。
個人の身元証明を家族の関係から行う、という手法が
とられてきた結果であると思います。
と、10万円給付のニュースを見て思いました。
この写真、もしかしたら、なんてことないイメージなのかもしれません。
ただ、結構人の考え方に影響を与える気がしていて、
世帯主=お父さん
という概念が浸透していく一助となっているような
気もしています。
気にしすぎでしょうか。
ちょっと古くないかな、と思った、という話でした。
家族によって事情が様々ですし、お財布が別々という家庭も
あるでしょう。
個人個人で申請ができるようになったり、
もしマイナンバーと銀行口座の紐付けができていれば、
希望する口座に申請など個人がすることなく、
勝手に振込が行われるということもできたはずです。
とってもアナログな方法が取られており、
政府が目指すデジタルトランスフォーメーションなるものは
夢のまた夢だな、とも思います。
これからですね!
ではまた明日。