4月に読んだせりなべオススメの3冊
GWがあけましたね。
4月に読んだオススメの本をご紹介します!
1冊目
FACTFULNESS(ファクトフルネス)
10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
どこかで目にしたことがある方が多いかと思います。
世界で100万部を突破したベストセラーの一冊ですね。
読み終わった時の感想は
「世界は自分が思っているよりもずっと前進している」
「データはやはり重要だ」
ということ。
例えば、
「世界の平均寿命は、現在およそ何歳でしょう?」
A:50歳 B:60歳 C:70歳
ちょっと考えてみてください。
答えは、、、
C:70歳
あれ、多いのほか年齢高いんだな、と思った方も
多いかもしれません。
それではもう一問。
「世界中の1歳時の中で、予防接種を受けている
子供はどのくらいいるでしょう?」
A:20% B:50% C:80%
答えは、
Cの80%です。
如何でしたか?
私はどちらもAと回答していました。
勝手な思い込みで、世界の貧困は進み、医療体制が
整っていない場所がまだまだたくさんあって、
平均寿命も日本が特別高いだけで、他国では
低いのだろうなと。
事実を知りませんでした。
私が小学生だった15年前から比べたら、
ある見方からすると世の中は改善しつつある
と言ってもいいように思います。
日々刻々と極度の貧困にある人の割合は
過去20年で半分になったそうです。
知りませんでした。
よく広告などで情緒に訴えかけるような貧困にあえぐ
子供達の様子が取り上げらていますが、
ちゃんと事実を知っておけば、
自分の中でちゃんと物事の判断はできるでしょう。
自分の無知を知ることができる一冊。
とても面白いのでぜひ手にとってみてください。
続いての本はこちら。
シン・ニホン
AI×データ時代における日本再生と人材育成
デジタルテクノロジーの普及によって世の中が
どのように変わるか。
そのような状況の中で求められる人材やスキルを
説明しながら、これからの日本のポジションや
生き残り方、戦略について解説がなされていきます。
イスラエル人の歴史学者であるユヴァル・ハラリ氏の
書籍である「サピエンス全史上下」
を読んでいたり、全体の潮流をある程度把握している
身としてはAIやテクノロジーの変化がもたらす世界へのインパクト
についての話は少々退屈に感じてしまいましたが、
人材論や国のあり方については興味深く感じました。
日本の未来への期待も同時に示してくれている一冊です。
そして最後の一冊は、
こちら。
「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる
「繊細さん」の本
です。
あなたは「HSP」という言葉を聞いたことがありますか?
Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)
の略で、様々な刺激に過剰に反応してしまう気質、そうした気質を
有する人を指す言葉です。
例えば
「慎重がゆえに、こう言うと相手はどう思うか?不快に
思わないだろうか?」と共感力が高いゆえに相手の言動
などを深く考えすぎてしまったり、うまくコミュニケーションが
できないこと。
また、
HSPは常に自信がなく、
常に自分はちゃんとできていない、
相手に嫌われていないだろうかと
不安になり、その不安を隠すために
高い基準を定めて優秀でいようとして、
その自分の中で定めたゴールと自分との
ギャップに悩み罪悪感を感じたり、
頑張りすぎて鬱になってしまったりする
こともあるそうです。
このHSPのことを私は好きなYoutuberさんが
話していて、このような気質の分類があると
知ったのですが、試しにこのサイトで
自分がHSPかテストをしてみた結果、高い可能性で
HSPであることがわかりました。
人付き合いをしんどく感じたり、
コミュニケーションで悩んだことがありました。
今もそう感じることがあります。
ただ、そのような自分を否定することなく、
それでいいんだよ、と受け入れてあげる
ことが大切なのだと知りました。
これってなかなか大変ですけどね!
でもやっぱり自分は自分で認めてあげないと。
HSPについて少しでも関心がある方、
もしかしたら自分もそうかもしれないと思い当たる方は
ぜひ読んでみてはいかがでしょうか??
また本紹介しますね!
それではまた明日。