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ゆっくりやる

おはようございます!鼻炎きつすぎます。7:01。朝起きて体が重い。無限はなみずの予感。顔を洗いながら鼻をかむと無限に出てきそうでキリがないので中断する。が、またかまなきゃいけないほどズルズルしてくる。花粉症、あるいはコロナの予兆としての鼻風邪、僕が診断したところによるとこのへんがあり得る。まあ二つとも似たようなもんなんだけど、うしろは働きすぎてたり出かけすぎてたりするとやってくる。まえは毎日あるがキツくなりそうだと察知したらすぐ薬を飲んで、あとは1日マスクをつけていればなんとかなる。鼻をかんでちょっとしたら改善するかというのも見ておきたい。今はティッシュを持っていない。さっき千葉駅で電車が出発するまでにゆとりがあるから駅ナカのマツキヨで買おうと思ったが、まだ閉まってた。ニューデイズは開いてたがドラッグストアで買うお徳用サイズのポケットティッシュセットのお得さが忘れられずスルー。買っといてもよかった。いま持ってるのは一回洗濯してしまった贅沢保湿2枚だけである、心許ないというかないのと変わらないというか、これをあると言うべきでない。言いたくない。鼻かみてえな。とりあえずバイト先の最寄りまでは耐えるか。適宜立ち上がって鼻をかむ。そのときは贅沢保湿にお世話になる、あんなこと言ってしまったけど。

鼻はかめていないから鼻が詰まっているが、とめどなく流れ出てくるよりは幾分ましだ。このまま粘る。あと12分で着く。はじめて行きの道で目的の駅に着くまでの時間をモニターで確認した。こういうときでもないと見ようと思わない。鼻の奥のほうで、健康的なやり方ではないんだろうけど鼻水をキープしている。一定の間隔をあけて鼻をすするべきタイミングが訪れる。あんまりずっとズルズルしている人だとも思われたくないので、控えめな音量で、なおかつ要領よく鼻水をすすれるように努めている。

立ち上がれねー。立ち上がる好機をなんども逸してきた今朝方である。さて、泣き寝入りも癪なのでここでその文句を言うわけでもなく、関係ないことを書くことにもこだわらず書いていこう。こんなこと言わなくてもいいのだがそのぶん文量は膨らんでくれるから書いてみた。あと一駅かな。しかしこの電車に乗ったときは、はあもうここが今日のゴールだ、これまで辛かったけどこれにさえ乗れてしまえばあとはどうにでもなる、と思ったものだが。三駅くらい通過したあたりで鼻がしんどくなってきて、すぐに本を読んでいられる体調でもなくなってしまった。書くのは寝ているよりも労力を使うが、鼻炎の前では案外フラットである。寝ていても書いていても鼻の辛さは変わらない。ならば癪なので書く。時間を無駄にしない、とかそういう考え方は好きじゃないからこの脈動だけを信じて書き続ける。鼻炎とかなんとか知りませんけど、書かなきゃいけない量がありますので!書かなきゃいけないことなんて僕にはありませんが!

以下メモ書き。バ先の最寄りには薬局と一体になったファミマがある。買うのはティッシュなので何も変わらないのだが、なんとなくいい買い物をしたような気になれるのでおすすめ。ここまできたらドラッグストアなんて探さずファミマで買え。あ、でも向こうの、バ先から遠い方の出口から出ると目の前にマツキヨがあったな。よっぽど時間があれば、いやないな。退勤後ならそちらを使おう。それからTwitterで見かけた、エロ漫画の擬音すぎるパンを発見した。そののぼりを入り口で見かけたというだけだが。ファミマのしっとり生なんとかみたいな。3種類あった。そのうちのコロッケパンかな、しとむちぃ、と書いてある。たしかに。しっとりのしとね。しとむちぃぁけ見るとほんとにうまく分解できないんだよな。しとふわぁとかしとごろぉとかが隣に並んでいることでようやっと対応できる。しかもしとむちぃが載っているのは3つのうち一番右。3連単でいう抑えのところ、って言おうとしたが一点しか買ってないので全部軸であった。そのあたりからも、このしとむちぃというのは正当な手続きを経ないとただのエロ漫画の擬音になってしまうことに自覚的だった企画開発部の方がいた、ということなのだろう。

どもども。休憩はあと25分弱。後半部分に入っていきましょうかね。文量は1750字を過ぎたところでございます。

鼻のムズムズが劇的に和らいだ。エスプレッソをガブガブ飲んでいたからな気がする。コーヒーが、っていうかカフェインがという話なのかな、花粉に効くというのは本当です。たまーにムズムズっ、としてくしゃみするかしまいか選択する、くらいの状態にまとまってくれましたから。休憩から戻ったら残り2時間を切っていて、そうなれば1時間を切るまでうろちょろしていればよし。1時間を切ったらうろちょろしようがしまいが、どうせ終わる。意外と長いな、まだ29分かよ、と思うこともあるだろうが大丈夫、どうせどこかでバタバタすることになって、それが終わったら50分をすぎている。ずっと暇だったことは今のところない。暇が怖いのか。暇に翻弄されている人をみて、暇なんだなと気付けないことも怖い。こいつは暇なだけだ、と言い切るのはどんな文脈においても少々強引になるからだ。でも、暇なんだよ。それに取り憑かれているだけましなんだ。俺はけっこう、ずっと暇でもいいんだけどな。でも極端にお金のない限りはちょっと不安。つまりはこれから10年、ずっと不安だけど、どうすんの?ってことをゴリゴリに考えてあれこれ試していかなければならないというわけだ。今もそれをやっている。今は暇だ。取り憑かれてやっているとも思わない、習慣に俺の暇を分譲して住まわせていると考えてもいいのかもしれない、分譲なら住まわせてるとはもう言わないのかな。分譲って言ってみたかったんだから仕方がない。

音量が大きいな、というかスピーカーの真下に僕が座っているだけだ。僕のカフェでこれがこの音量で流れていたら、iPodのもとへ駆けつけてひとつ音量下げるだろう。

さ、あと10分はゆっくりしていられる。鼻の調子が改善したことに未だ感激している。鼻の調子がいいって素晴らしい。辛くない。朝はすごく辛かった。このまままた、長いこと体を横たえていなくてはならなくなって、今週末の箱根旅行も行けなくなったりするのかも、と行けなくなったときの僕の動きを簡略的に想像した。それは仕方ないよね、としかいえなくて、そうなのである。俺は箱根に行けなくなったとして、あまり残念には思わないのかもしれない。その場になったら細かな申し訳なさに心が満たされる時間帯もたくさんあるだろうが、ひとつ、僕のこれからの生涯を貫く「考え方」があるとして、それに則るのなら僕はそれを残念には思わない。体のほうが大事、のほうがとかじゃないな、なにと比べる訳でもなく、こうするのがいいからだ。ほんとはこうする方がいいからだ、と頭に浮かんでいたがそれだとなにかと比べてるみたいだな、と訂正した。

14時になる。そろそろ戻り始めてもいい。トイレに先に行くのなら。でも3000字にのってからでいいや。今日帰って、明日は休みで、でも早く寝るだろう。もう体はびっくりするくらい疲れてるから。日曜日、半日働いてから夕方までお出かけして帰ってきたときには楽勝だと思ったんだけどな、昨日バイト入れるの。昨日帰ったらクソがつくほどしんどかった。やはり風呂に入ったあとにその本領をみることになる。頻繁な外泊と全力サービスの連続、昨日はもう飯食ったあと動けない、風呂入ってから洗濯物干すまで動けない、のはいつものことだがアディショナルタイムがべらぼうに長かった。まだ起き上がれないの?俺、と心配になったけど体が先生なのでそうしていた。もうトリガーはひとに引いてもらうことにしていた。そのくらい休まないと今はダメなんだな、と再認識する。

さあ戻る前にトイレでもうちょっとだけ。4000字を書き切りたい場合、3000字までいけばもう終わったようなものだと言ったが、あれはちょっとの嘘を含んでいる。あの言葉は書きたいけど動き出しに困っている人に発破をかけるつもりで言った言葉だからだ。欲をいえば3300字までのせておきたい。すると書くのを再開するとき、めちゃくちゃ嬉しい。マジでもうノーカンだと思う。ノーカンというかやっぱり、嬉しい。

お疲れさまです!各駅で帰る。快速が10分ほど遅れていた。昨日わざわざ途中で快速に乗り換えて、そのあとの乗り換えで15分くらい待ったことが活きて、もう、すぐ踵を返した。各駅から快速に乗り換えようとそっちのホームにのぼって、遅れ10分の表示を点滅5回分みて、ちょっと悩んで、かかとを45度、0度、30度、5度、180度のテンポで動かして、最後は180度ではなかったかもしれない迷いながらだったから、150度くらい反転してゆるやかに膨らみながらのぼってきた階段をまた下った。もちろんもともと乗っていた電車に乗れるわけはないけど、10分遅れの快速なんてめちゃくちゃ混んでるに決まってる。各駅ならそのうち座れるかもしれない、いま座れている。からそれが言えた。座れてなくても言ってたかもね。千葉までこれでいこう。さっさと書き終えて本読むぞ。今日はいのっちの手紙読めそうなテンション。その前に俺の書いたのを読み返す。明らかに自分の書いたものを読み返す頻度が上がった。気持ちよくなっちゃってるときは直後に読み返してもうっ、となるような読み口になる、読み口を気にして書くわけではないが自分でも読んで楽しみたいのだから無視はできない。だからフラットに、フラットにと心がけても難しいからゆっくり、ゆっくりやることにしている。書くこともそうだし、忙しいときも、急がなきゃいけないときもゆっくりやる。やらせてもらいます、でもなく、いそがしいからこそ、とか反発心もここでは要らないのかもしれない。ゆっくりゆっくり、俺のリズムがどうとかでもない、ただゆっくりやると、なんか早いんだよな。ゆっくりっていうのはなんなんだ、これだけは、なにか一つの言葉を反復して、その通りに動こうとしてもどんどんズレてっちゃう、そもそも機械になんかムカつくからなりたくない僕でも使える言葉。丁寧にでもダメなときがあるし、柔軟に、とか言われても現場で役にたつ言葉でもないし、ゆっくりやるといい。

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