読みたい本は即・買わなくてはならない

読みたい本は即・買わなくてはならない。即、というよりはこんなにしっとりとした区切りではなく即・買わなくてはならない。次の日の電話で話しているのではない、迷いながらもそんな気がしてならない、迷っていることをその瞬間だけは忘れている、というかその瞬間のなかで僕は迷っていない。それは鬱を忘れていた、なにかに夢中になる時間、ではなくてそれをやっているあいだあなたの鬱は治っている、と言い換えた坂口恭平の理屈に呼応する。


びっくりするほどお日柄もよく、湿気もなく、ないのではカラカラで大変だからおそらくちょうどいいということ、電車もここぞとばかりに津田沼行きだし、僕は丸善にだから行くのだ。いまふと、ふぁっと、買おうとしている様子が浮かんだのは別れを告げない、とおれに聞くの?。

座りたいのだが、座ったほうが気が休まらなそうな席ばかりなので散歩がてら車両を移動してみる。なんとなく歩いていると、空いているように見えなかったが空いていた、端の席がみつかり、ばーちゃん優先席使えよと思ったばーちゃんが、僕が彼女を通り越して座れそうな位置に歩いていこうというところで、気を変えて座りやがった。なにやってだお前!てか優先席はあ?!

たまちゃんのミドルロン毛金髪パーマ、たまちゃんに見えないよね。このまえなんかの雑誌のたまちゃんもそうだった。あれは誰がみてもたまちゃんに見えない。というか今日、進み遅っ。900字かそこらは書けているかと思ったら500字ちょっとだった。びっくりした。それはそうと、900と書いてもよかったのだが、昨日トークィーンズで赤西仁が5杯を5って言っててだせーなと思ったのでやめた。なんか、CMまたぎのために使われているような発言はあまりにもダサすぎてもう観ていたくなくなるほどだったけど、しばらく絶え間なくみていると、やっぱりそんなことはなかった。ホッとした。赤西仁がダサいだけなんてことはあってはならない。リアルタイムでなにもみていなかったけどそう思う。
亀梨のほうが山Pより年下らしい。すごく嬉しかった。亀梨ってすぐ先輩風吹かすから、というのはあまりそう思っていないけどニュアンスとして伝わりやすいだろうなと思って、ぱっと思いついたのをレミちゃんにそう言って、そのあと山Pは永遠の若手って感じがするし、とこちらはしっくりくる言い方で、なんで亀梨が年下で嬉しかったのか、と説明を終えた。それだけでは嬉しがる理由にはならないのか、そうでもないか。嬉しいの、わかるよね。どうせそうだろうなと思ってたら違った、それだけにとどまらず、亀梨だったし山Pだったし、いろいろ良かった、から嬉しかったんだな。

別れを告げない、そして山下澄人の人生相談本(2冊目)をついに買うことになる。嬉しい。これも嬉しいこと。あとは坂口恭平の建設現場と千葉さんの現代思想入門も欲しいけど、今回は見送ることになりそう。即・じゃなかったのかよ。そういうことになる。


今日は気持ちいいぜよー。電車も空いていれば、となりのべっぴんさんも呆けているし、あんまりそういう人じゃなさそうなのに、かばんを横に置いて、ななめにも座ってる。もうだらーんとなで肩を際立たせて、すわらない首をなんとか落ち着かせるようにして、座っている。いま思ったけど、赤ちゃんの首がすわらないって、もしかして据わらない?座る、の特別な使い方だと思っていた、あるとすれば俺の全然知らん専用の漢字で書くのだと思っていたが、据わるやな。きましたね。シモーサナカナマ。その次が、知らん駅。西船橋とかだと思うどうせ。知らん。下総中山が一番知らん。千葉だとは思えない地名、ましてやそれが総武線だなんて信じられない。

買い行きます。少し休憩して、目でも閉じて昼寝して、やっていこう。

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