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Smile & Tears

イタリアリーグもプレーオフが始まりました。
シーズンが始まったと思ったのはほんのちょっと前だったはずなのに、もう終わりが近づいています。バレーのシーズンはどうしてこんな風にあっというまなのでしょう?時間は確実に経っているはずなのに、全てが飛ぶような早さで過ぎていきますね。

3/11の月曜日の早朝、プレーオフ2戦目。
Monzaの試合がミラノよりも先に始まったので、こっちから配信観戦。
とてもとても久しぶりに藍くんがスターティング6としてコートに立つのを見ることができました。1戦目、途中出場でコートに立ってからずっと最後まで立ち続けた姿を見て、そろそろスタメンもあるかもと思っていたので驚きはしませんでしたが。

やっとこの日が来たことに嬉しさと安堵の気持ちで涙が溢れそうでした。
最近は涙腺が緩すぎてもうアホみたいに泣いています。彼が怪我をした日のスペースでも、彼がAlianz Cloudでバックアタックを跳んだ時も、3/3の現地での最後の観戦の時もちょっとづつ、ちょっとづつ、怪我をする前の状況に身体が戻っていく過程を見ながら、早くこの日が来ることを強く願っていたこともその涙の理由だったのだと思います。

怪我をして、その事象に向き合ってきた本人、藍くんはどんな時も笑顔だったのに、こっちばかり泣いててごめんなさいな気分でしたが。

オリンピックを控えたこのシーズン、きっとイタリアのクラブで戦いながらいろんな武器を手に入れる予定だったはず。
今シーズンのイタリアでも、OQTが終わってまもなくシーズン序盤からトップスピードで走り続け、スタメンを確保し、驚くべき数字を試合を重ねるごとに叩き出してましたしね。
途中、ちょっとしたコンディション不良だったり、連戦による疲労でなかなかパフォーマンスが出なかったところをから抜け出して、復調の兆しが見えたところで怪我。

なんでこのタイミングで、と私は思いましたが、それは彼自身もだったと後で記事で知りました。心配はたくさんしましたが、表に出てくる彼はいつもいつも笑顔で。言葉もいっつもポジティブで。

イタリアに入って預かったお手紙を渡した時も、練習の時も、試合でリザーブで試合を見守っている時も、そしてコートに立っている時も、圧倒的なボリュームの笑顔を見せてくれる選手でした。
おかげで私のカメラロールは藍くんの笑顔の写真だらけです(笑)。

しんどい時こそ前を向いて、困難すら自分の糧にして前に進んでいくその姿にはもう尊敬しかありません。私自身もいろんな困難を抱えて(そこそこに)毎日を過ごしているので、その頑張りを見て、私ももうちょっと頑張れる、まだまだ何かできると思える毎日を過ごしています。

本当にありがたいことです。

そして彼もまた私が推し続けてきた他のアスリートと同じように、いつも斜め上の結果を出して私を驚かせてくれます。スタメン復帰初日に大車輪の活躍をして今季3度目のMVPを取って、いつも通り笑顔を見せてくれました。
そりゃ、もう泣くよね。(誰かこの涙腺の弱さを改善する方法があったら教えてください)

スタメン復帰、おめでとう。
MVP獲得、おめでとう。

これからもそのプレーでたくさん私たちを驚かせてね。
きっと、その笑顔でいろんなことを乗り越える姿がたくさんの人に頑張る勇気を届けてくれるんじゃないかなと思います。私がそうであるように。

これからプレーオフでパワーアップした姿が見れるのを楽しみにしています。それが見れる深夜観戦を思う存分、楽しもうと思います。

最後の最後までそのコートに立ち続け、笑顔が見れるといいな。

そんな試合のハイライトはこちら↓。





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