Ready to Fight #2
少し時計の針を巻き戻して整理をしたいと思います。
中には今まで私のTwitterやnoteでも書いてきたこともあるのですが、せっかくの機会なので書いておこうかなと思います。
2015年のWCで石川祐希というアスリートを見つけてから私の龍神NIPPON推しの生活が始まりました。このチームが勝つところを見たくて、このチームがどんな風に強くなっていくのかが見たくて、その中核になる選手を追いかけたり、このチームをもっと強くしてくれそうな人材を知りたくて、見ていくカテゴリは年々、少しづつ広がっていきました。
それはこのチームが強くなる過程でもありました。
2016年のOQTでほとんど勝てなかった龍神NIPPONは今や世界ランク7位のチームになりました。
2022年の世界選手権でフランスとの試合を見ていた時、2016年のOQTの最後の試合ですでにオリンピック出場を決めたフランスが控えメンバーを出してきて、やっと勝てた試合を思い出していました。
怪我を押して戦いたいと言った柳田さんがコートに立っていて、もう、その時は勝ち負けよりもこの試合が1秒でも早く終わってくれることを願っていました。もうオリンピックにも出れないのにその試合をそんな状態で戦う意味を見出せませんでした。
何のために戦っていたのか、今でもその答えは分かりません。
でも、龍神NIPPONというチームはその苦しい時期を乗り越え、試行錯誤をしながら、時に進んだり、後退したりしながら強くなり続けてきました。
世界選手権という大きな舞台でオリンピックメダリストのフランスにあとちょっとで勝てるところまできた姿はあの時を知っている人から見るととても大きな前進だと思っています
強いチームに善戦することで喜べたのはちょっと前のこと。
今の龍神NIPPONが目指している場所はもっともっと高い場所なんだと私たちも気づいています。パリオリンピックという舞台でメダルという結果を手にすることを複数の選手が目標に掲げていますし、それを期待できるところにいることも知っています。
強豪国に勝ち、メダルを取るために2023年の代表シーズンをどう戦うのか?が本当に楽しみすぎて、試合を見るのが待ちきれない気分です。
最初の富山での親善試合はその新しいチームにどんな変化を加えられるかを見極める試合になるのではないでしょうか?今、現地にいるメンバーを見るとこのポジションで新しい選手を試したいんだろうなと感じる選手が何人かいます。
私は富山では甲斐くんと西山くんにコートに立って欲しいなと思っています。彼らはパリも、そして次のロスオリンピックでも活躍できる可能性のある選手だと思ってるからです。
(続く)