20人の壁
「従業員数20名以下」という規模を優先して勤め先を探していたことがある。
それはなんとなくの感覚ででてきた人数だけど、その分自分にはしっくりくる数である。
テーブルを囲めるくらいの人数でもいいけど、それだと視界が狭まりそうだなという思い。そして、30人以上になるとひとりひとりとのコミュニケーションは諦めてしまうだろうなという思い。
自分が一緒に仕事をする人たちそれぞれを知りたいし、起きている事業や案件も目配りが利いて自分も楽に合わせられる規模感。それが20名くらいだと思ったのだ。(そもそもの前提として、自分とおなじ志をもつ若い共同体に属してそれを大きく強くして行きたいという思いはあった。)
今、コルクはその規模を超えてさらに大きくなろうとしてる。
あらゆる協力者をあわせたらいまでも50名くらいの人数になりそうだけど、毎日顔を合わせる人は20人くらいだった。夜飲みに行こうと思ったら気楽に全体に声をかけられるし、みんなで一つに取り組むことも出来なくはない。
今コルクがわかりやすく大きくなろうとすることに、すごく緊張するし期待感もある。自分がどこか変わるんだろうなという思いもある。(むしろその準備をはじめている。)
もちろん人が足りないよという思いは、もっとずっと前からあったのだけど。人数が増えるっていろんなことが変わるからね。たのしみ。たのしみ。