文章的面食い
たとえば、同じストーリーの話を。 村上春樹がつづるのと、尾田栄一郎が描くのでは印象も内容も全然変わると思う。
ストーリーもまた大切なんだけど、私はまず文体が目につくし、内容が空っぽでも文体さえ美しければそばにおきたいと思うタイプだ。
いしいしんじがこさえた話を、小川洋子が文章におこしたら、それが1番わたし好みなんだろう。 けれど失うものがなにもない小川洋子なんて、うむむむむ、、とも思う。
まあ文体と内容も、 完全には切り離せないものなのだけど、、 要するに面食いなんだな。
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2,3年前に書いた文章をみつけたので、ありがたく転載。
村上春樹と尾田栄一郎がかく同じストーリーっていったいどんな設定だったらリアリテイがでるんだろうなと、考えだすと止まらなくなる。
ショートショート的に何人もでやってほしい。
ウイスキーピークに一行がついて歓迎されて騙されるだけの設定とか。古田日出男さんとか鈴木清剛さんとかでも読んでみたいなあ。
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