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あのころの危機感

学生のころはひしひしと危機感を感じることが多かったけれど、ここのところはその頃よりも安心している気がする。

作家さんがたべていくことだったり
創作を続けていくことに関して、である。

10年くらい前の学生の私はインターネットがどんどん新しい波を呼ぶことによって「コンテンツ対価」が薄れていくことに結構な危機感を感じていて、
創作で食べていける人が少なくなってしまうのではないか/選ばれし限られたアーティストというのは決して面白いものではないのではないだろうか/それを享受するしかない世代というのは非常に貧しいのではないか と、勝手に深刻に捉えていた。

でも、いま見えている世界はそんな暗いものではないしもっと面白い。

結局、人の創作活動によって救われたり癒されたりしている人ばかりの世界であれば、それらはきちんと活かされるようにいろんな機能が生まれているのだと思う。

インターネットとという新しいつながり方を得たことで、むしろより創作というものが新しく展開していっている風を感じる。

いまインターネット時代の創作環境に命を注いでいる人の多さと熱量をみると(これはコルクもそうだし、noteだったり、またジャンプだったりをみていても感じる)本当に安心できるし、世界がいとおしく見える。

やっぱりみんなそれに活かされて来たんだな。

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