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顔が見えない相手

わたしにとってツイッターは、
かなり気楽な発信手段だった。
勝手に何を言っても良くて。タイムラインはどんどん流れて。注目されるわけでもなく。

それを職場の人に話していたら、対大衆(対インターネット)と思うと、何をしていいかわからなくなる、と話を聞いた。

顔が見えないものを相手にすることについて、わたしに躊躇がないのは、おそらくは慣れがあるからだと思う。
年に一度、小さいながらの展覧会の機会が幼い頃からずっと年に一度はあるし、祖母や祖父や叔母がペンを握るような仕事をたびたびしていたので、「誰かに宛てた」発信ではなく「自らからの」ただの発信というのは自然な行為だと認識していた。

(特に祖父は、個々人の行動や発言がされるということの尊さを、肌で感じているところがあり、世の中の事象について思うことがあればしっかり発信すべきということを自らをもって教えてきてくれたような気がする。)

SNSというのは、感覚的には世界に開かれた環境でありながら、人が人として人と繋がっていく面白い構造をしたもので、誰もがメディアになれるようになった面白いインフラだ。
コルクではメンバーひとりひとりが強いインパクトを持てるようにと考え始めたところ。

(そもそも設立の背景に、インターネットで変わりつつある小説や漫画の形というのが大きくある会社なので、インターネットのことをよく知って、それできちんと遊んでかないとということが大前提にきっとある。)

投稿数が増えてきてるけど、うるさいと思ったらそれなりにしていただいて、でもいいアカウントであるように変化していこうと思ってます。うん。

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