1ヶ月/3ヶ月。
(2019/4)
妊娠したことに気がついてから、
そろそろ1ヶ月になる。所謂妊娠3ヶ月、という時期になった。
随分と早い段階で気がついたので、やっとここまできたか、という心地。病院へはこれまで2回いったけれど、まだまだ小さくて心拍確認は取れたが、母子手帳をとりにいくのはまだ少し経過をみてからにするように、とのこと。
まだ見ぬ生物は、この時期に丸いひとつの細胞から分裂を繰り返し、魚のような形を経て、足や手を作り、内臓の基礎を整えと毎日忙しなく成長しているらしい。
とりあえずわかってることは努めようと、電車でもなるべく座るようにして(もともと座れる電車を使っていたので助かった)、通勤に乗っていた自転車も乗らずに、毎日車での送り迎えをしてもらうようになった。
「母子手帳をまだとらないように」
ということにはもちろん理由があって、それのひとつは妊娠初期の流産率であるはずだ。(どういう数え方をしたか、詳しくはわからないけれど一般的に10〜15%と言われているので10人に1人以上)
この時期の流産はその大方がもともとの染色体異常であって、妊婦の生活は実はそこまで関わらないことが多いそう。それでも、私が転んだり、無理な運動をしたりしたら「響かないこともない」と言われるのでなるべく慎重に過ごす。
気になって調べるほどに、妊娠自体、まだまだ謎に包まれていることが多い。
その謎の大きさや、しかしそうして脈々と継がれてきて、そしてそれを自分が迎えることの神秘さ。どうしても普段の自分とのギャップを感じてしまう。
とてもうれしいことのはずなのに、
やたら神妙な気持ちだ。
いま喜び過ぎると痛い目をあうかもしれないと、身体から予防線を張ってしまっているようでもあり、なんだか神妙な感情で長い1ヶ月をすごしている。
関連書籍をいくつかよんだけれど、
ミシマ社からでたてのこちらが面白かった。
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