お互いに馬鹿にしあうなら会うのやめたらいいのに。
「ザ・ノンフィクション」の結婚相談所の回がだいぶ話題になっている
私はあの番組は極端な例を出してくる番組だと思うのであれが決して
標準的な人たちではないんだろうなとは思う コミュ障だらけだった
特に「最初から年下男性に対して喧嘩腰でなんにでもケチをつける34歳女性」と「55歳 初対面の女性にラブホテルの話をしてしまう男性」
のお年寄り感というか悲しいほどのコミュ障が見ていて恥ずかしかった
お二人の共通点はたぶんだけど「会う前からお見合い相手を色々と下に見ている」んだと思う
その気持ちのヒントは旧ツイッターで見た中だと
「婚活してる人間はお互いに余りものなんだから 返事ぐらいしてこいよ」
という男性のつぶやきを拝見してわかったような気がする
「お互いにあまりもの」
これさ、事実かもしれないけど、そうは言えどもそう思いながら婚活していて幸せになれるわけがなくないか 馬鹿にしている人間同士で結婚して何が
生まれるんだ
それに余りものは余りものでも たとえば大学受験で考えたら「東大を受けて落ちた浪人生」と「Fラン大学を受けて落ちた浪人生」でやはり種類が違うでしょ その東大やFランが婚活において何に当たるかっていうのは人によって違うので私の基準ですべての人を判断なんてできないが、
ミソジニーたちはすぐに「女は若さがすべて!!」ということにしたがるけれど、そうはいっても専業主婦希望の若い女の子、養えないんでしょ?
若さがすべてじゃないじゃん 結局は働いてほしいんじゃん
男も若さは重要だと思う なので、「自分も若くないのに若くない
女性を全員あまりものだと決めつけるのはやめましょう」
相手を自分の基準で勝手に「自分と同じあまりもの」だと決めつけて
「お互いにゴミなんだから対等だろ」と決めつけるのも
ハラスメントの一つだと思うんですよね
正直言って人はそんなにみんな
対等ではないし
実際にお見合いに挑むときの心構えとしては「自分がちょっと下から」
の態度のほうが男女ともに無難じゃないかなと思います
で、返事が来ないのは「よく見た結果、相手はその人を見限ったから」
かもしれませんが、別に見限ったっていいじゃないですか
合わないだけかもしれないし、「返事がないのは気が無いというお返事」なだけかもしれない 見限る=下に見ているからではなくて、「縁がないと
思ったから」だけですよね
「相手の判断にケチをつける」こと自体が「相手を下に見ている」
「自分を上に見過ぎている」ことの証拠だと思うんですよ
本当に対等なら別に返事が来なかったとしても「そういうことか」で終わる
話なのに、なぜ相手の判断にケチをつけてしまうのか そこに問題が
あるんですよね
恋愛でも付き合う付き合わないの段階で「振られて怒っている人」というのはそもそも「相手を尊重していない」から「相手の判断を尊重しない」
んじゃないでしょうか
ノンフィクションに出てきた34歳女性は、そもそも「男性が実家暮らし」という点がすごく気にいらないようでしょっぱなからケチをつけていました
が、彼は5歳も年下で大卒できちんと働いている人ではあるので、第3者から見たら「彼女が下に見てもいい」ような人ではない だから炎上してしまう。そんなに気に入らないならなぜ会ってしまったのか。自分の判断ミスですよね
55歳男性は普段スナックに通っている様子でスナックにいるホステスさん相手のような気持ちで40代の女性とお見合いしてしまう。
この人も実はすごくすごくお見合い相手を軽視しているんだと思った。
相手は接客するためにお見合いに来ている訳ではないのに。
そのうえ「旅行のホテルが予約がとれなかったらその時はラブホテルでいいよね」みたいな話を初対面の女性にするって普段から女性全体をどんなに馬鹿にしているんでしょうね 私は別に絶対に旅行は高級ホテルがいい!なんて全く思っていませんし(とはいえ私は自力で高級ホテルに泊まりますけど)若いカップルなら急に思いついてプチ旅行してラブホに泊まることもあるだろうとは思います でもそんな話をお見合いで初対面の男性からされて、気分が良い女性がいるんでしょうか いないからいつも断られるんですよね 「私はラブホテル大歓迎だよ」というおばさんもいるとは
思いますけどそういう女性の事を好きにはならないのが 大半の男性なんですよね 逆説的ですがこれ真理だと思います 「早く気軽な関係になりたくておかしなことを口走るがかといって安いバーゲンセールの女には本気になれない」
少なくてもお見合いで初対面でせっかく約束してどこかのホテルのロビーなどで会うのであれば 最初は「相手を余りものときめつけずにフラットより
若干自分が下になった気持ちで」会うに越したことがないんじゃないかなぁと思いました
断るのはいつだって自由にできるんですからあとで断ったらいいだけですし。
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