22日目、関係の変化。
この入院がもたらすものはなんだろう。
大きな痛み止め乱射が抜けて、
頭が徐々にもどってきている。
ちょうどネイティブアメリカンのまなびが、
シャーマンについてだったから、
薬の入っているトランス状態と
薬を飲む前の自分の状態とを比較して
シャーマンの感覚、世界観は
こうだったのかもしれないと
体感レベルで思いました。
わたしのなかにいるIAMの導きは
small Iの想像にもおよばない。
ただただ圧倒されて、
そのときは従うか流されるような感覚。
無力なのか安心なのか
そこを、もう少し知りたいな。
母との関係修復はやっぱり
時間や積み重ねが必要で
なかなか一進一退だけど
そのかわり、もっと周りが動き出した
一番は弟嫁。
一番距離が遠いと思わされてきた彼女の方から
飛び込んでくれて、ハグした。
彼女の素敵な感性、うつくしさをわたしにだけ
みせてくれたこと、とてもうれしい
そしてその次はハニさんの妹さん
同じ時期に大病して、親のこともあり
LINEのみのやり取りだけど、
彼女のLINE内容が大きくかわった。
喜びに溢れあたたかさを感じる。
よかったよかった。
大きなファミリーができつつある。
女の子たちを中心にした、
心を開く「家族」のスタートだ。
いまはLINE多めだが、これからは
かえったら
肉体と行動でしめしていく。
わたしは本気で彼女たちを守り支えたい。
そのための乙女座、蟹座をつかっていく。
わたしの器を大きくする期間だ。
キモは小さいままだけど
大切な女の子たちの笑顔を守る立場に、
わたしはなりたかったから。
男の子たちに耳を傾けてもらえるように
男性嫌いではないからね、わたしは。
わたしに降りてきた教育者ロール
いろんな人の声をきく。
そして、
今日のご褒美、ハニさんが登場
泣くかなと思ったけど涙出なかった。
弟嫁がいるときは悪態ついたりしてたけど、
2人になったら膝にのってゴローン
ハニさんの右手を頭にのせてぐりぐり
セルフ頭なでなで。
ハニさんは人目をきにしている。
わたしは気にしない。
ハニさんの匂いと温度、手のざらざら。
膝の硬さ、お腹に響く声のトーン
この人だけがこの世界のアンカーだ。
この人がどうにかなったら
わたしはこの世に未練はない。
しつこくしつこく付き纏う。
ずっとみてる。
誰か好きな人がいたら
好きな人といるハニさんをみてる(怖い)
でもハニさんの全てを、認めるのは
ちょっとちがう
なぜかたまごやきとエッグタルトを差し入れでもってきた
たまごたまご、?なんで?
天才シェフの考えることはわからん。
弟のくれた変なお菓子。
チョコだけあげる。
もっといいチョコを弟嫁にもらったけど
同じテンションでポケットに入れる。
あ、太ももの熱で溶ける、って変な人。
可愛い人。
天才だから多少変でも仕方がない。
この生活能力があんまりない天才シェフと
生きる才能がほとんどないわたしと
できたら大きな犬、ゴールデンレトリバーと
一緒にお膝ゴロゴロできたらなぁ。
この筋肉質なあしをベッドにもってかえりたい。
わたしといるのに仕事の話ばっかりしてる。
可愛い、変な人。
隙間時間に来てくれた、態度で示してくれる愛。
ハグでは足りない、溶け合いたい。
一個になって一緒に帰りたかった。
でもバイバイ。
抗がん剤いやだなぁ。
1人で立ち向かうの怖いなぁ。
でもいつだって決めたことをやるのはひとり。
ハニさん、またお家で会おうね。
お家にかえりたいなぁ。
お布団洗濯してくれてありがとう。
激いそがしいのに、
帰る準備しててくれた。
帰りたい。
私の帰るとこはそこだけ。