せれな/星黎凪

Twitterに書いていたものをまとめてみたくて、noteを始めてみました 散文詩のような、日記のような 言葉とコタツと猫が好きなHSP

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はじめに

 自己紹介って難しいよね。 クラス替えの度に前の席の人が発表をするようになると、頭は言おうと思っていることを繰り返し、名前を呼ばれると慌てて小さな声で立ち上がる。  大人になっても、自分が何者かを少しの時間で紹介しなさいと言われるのは、苦手なままだ。 でもね、大人になるに連れて増えていく役職やら経歴のことは抜きにして、少しだけ自己紹介をさせてね。  私は空を見上げるのが好きだ。夏の入道雲も、秋の鱗雲も、冬のきんとした空も、春の手の届きそうな感じも、夕焼けが刻一刻と移ろうのも、

    • スキ返しのためにスキをもらっても嬉しくないし、スキを取り消されるとがっかりするね。できたらブロックしたくなるよ。

      • 圧倒的に食事に動物性タンパク質が足りない。でも、眩しいの苦手だから光合成もね。電気はさいきんお高いし、地球のエネルギー問題も自分のエネルギー問題も解決したいな。 燃費良いのだけど、食べないから燃費良くなったのかも。

        • 優しいSNSはどこですか?

           そもそもオンラインでも相手を不快にさせないような人に出会うのは、とても希少だ。タイムラインに振り回されるのは、疲れてしまう。 Twitterであれやこれやあって、運営さんにも報告したのに満足な対応がしてもらえなくて、不信感から移住できるSNSのようなものを探して歩いている。 某王子さま、ぐらびてぃ、焚き火、bonfire、たんぶらー、などなど。やっぱり使い慣れたTwitterのタイムラインが楽で、それも慣れにすぎないとわかりつつ、私はただ私の言葉を綴らずにはいられない。 誰

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        • 圧倒的に食事に動物性タンパク質が足りない。でも、眩しいの苦手だから光合成もね。電気はさいきんお高いし、地球のエネルギー問題も自分のエネルギー問題も解決したいな。 燃費良いのだけど、食べないから燃費良くなったのかも。

        • 優しいSNSはどこですか?

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          とあるアプリで5桁のフォロワーさんがいても、リアルには関係ない

          とあるアプリで5桁のフォロワーさんがいても、リアルには関係ない

          予想外すぎる明日

           ある日、自分が数年前の自分とは別人になっていることに気付く。それは、環境の変化や日々の積み重ねがもたらすもの。  だけど、目が覚めたら昨日のわたしではなくなってしまう。一つの転機で世界が崩壊する。 そんなことをいくたび経験しても慣れなくて、私は私のはずなのに自分がいつも分からない。

          予想外すぎる明日

          なんだろう気力がなくてただ眠り続けたい

          なんだろう気力がなくてただ眠り続けたい

          繊細な種族

          自分のことを、鈍感な世界に生きる繊細な種族だと思って暮らしている。 うちの照明は色温度と明るさを調整できるのだけど、暗くない?ってよく聞かれる。 私の瞳は橋本環奈ちゃんみたいと言われるくらい明るいのでサングラス機能弱いの。耳はそこまで良くないけど、静かすぎるくらいの場所が落ち着く。 きっと色素の薄い種族の血が流れてる。私は系図に興味はないけど、世界中の色んな土地の人たちの子孫かもしれないと、想像するとわくわくする。 信憑性はともかく、ルーツを調べる遺伝子キット興味あるな。

          「特別」にも「普通」にもなれない私

            特別な誰かや何かを持つ人でありたかったこともあった。 けれど、自分の人生や背景が「普通」でもなく、自分の特性が多数派でもないと気付いて、これ以上周りと違うのはどれだけ理解されず、誤解され、共感を求め、寂しいのだろうなと想像する。 私は「普通」ではないし、「普通」にふんわり憧れる変な人に過ぎない。そして、その一方で「普通」なんて人類史やを振り返ればその一瞬の、幻想でしかないとも思う。身分制度や家業の世襲が当たり前だった時代もあるし、流行も賞賛されるものも変わる。だから

          「特別」にも「普通」にもなれない私

          もっと話していたい人

           近ごろ久しぶりに会った人は、再会の最初から最後まで感じが良かった。忙しさと重圧でビリビリしている人たちとしばらく接していたから、その差に拍子抜けしたようにホッとした。  余裕がなくて神経を張り詰めて忙しない人たちに気を遣って、こちらまでつられてハキハキ喋っていたみたい。  電話がかかってきた最初の一声から、流れる空気が違う。会った瞬間の表情や隣に立つときの安堵感。  私は人の表情や声や、無言のときの空気感が居心地の良い人が好きだ。そういう人とはずっと話していたいし、もっと一

          もっと話していたい人

          お題140文字小説

          花火は風で流れるのかな。くるりと回ったりするのかな。彼女が独り言半分に問いかけてくる。確かめに行ってみようの言葉が、喉でつかえたままだ。屋上の白いシーツが僕たちの後ろではためく。ひと回り小さくなった身体に、長い睫毛が光に透けている。

          お題140文字小説

          お似合いの

           幸せそうだった。あまり口数の多くはない彼と穏やかで可愛らしい彼女は、微笑ましくて羨ましい夫婦だった。  私は何も知らなかった。結婚してすぐに彼女が余命宣告をされて、引っ越したのも闘病の為だったこと。新婚生活はほとんどなかったこと。久しぶりに会ったときにはもう、闘病の最中だったこと。  風の便りで彼女の死を知った。元々ふたりとそこまで親しくしていた訳でもなく、何もしなかった。  偶然、指輪をしたままの彼と行きあった。隣には誰もいなかった。

          気遣いの言葉は嬉しい。だけど、1番ほしい人からは届かない。

          気遣いの言葉は嬉しい。だけど、1番ほしい人からは届かない。

          忘れられない忘れたくない

          もう貴方を超える人に出逢えなくても良いから、貴方にとって自慢の特別な友達になりたいよ。なんて、基準を貴方にしちゃ駄目だよね。 貴方以上にカッコいい人がまだいないんだけど、どうしたら良いか教えてよ。

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          憧れの彼女はしなやかな木に似てる

          君の夢を見たんだ。短い髪、浅黒い肌、生き生きと君の感情を映す瞳、女の子っぽくないと言う彼女の健やかさが眩しかった。大きな黒目がちな瞳を見えなくなるくらいにして、顔じゅうで笑う笑顔が好きだった。そして卒業して進路は別々になり、就職した先も離れてしまった。 それでも、私たちは手紙を送り合い、帰省すると遊んだ。 いつの間にか音信不通になってしまったのに、今でも私は貴女に会いたいなと思うの。 貴女の私を呼ぶ声がとても優しくて、それを聞くのが好きだった。絵文字のないメッセージから、貴

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