🇹🇿タンザニア ルアハの思い出(後編)
翌日から撮影を開始したものの
辺り一面、元気いっぱいに、緑に色づいた葉と、高く茂った草木で
動物たちを探すのが難しい…
まぁでも、わかっていた上で来たのだから仕方ない…
一般的にルアハのベストシーズンは、9月~11月と言われているから
ゾウやキリンは見られるのだけど
身を隠す動物たちを、見つけるのが困難。体の大きなクードゥすら難しい
この状況で、チーターや、お目当てだったリカオン、
セレンゲティよりも多く生息していると言われる
ライオンを見つけることが出来るんだろうか??
当初の夢が早くも不安に変わっていく……
着いた当初から、雨が長く降り続いてたのは分かっていたけど、
夜に直撃!!
そして何本かのメイン道路が、増水の為に寸断された事に気付く
と言う事は?? 遠出は出来ず…
決まったエリアでしかサファリ出来ない……
もちろん増水した川を動物たちが渡って来るはずも無い…
大ピンチ…
そしてまた、今迄に経験したことのない暑さにも苦しんだ
北部だと、日の出後の9時頃ならば、それほど暑いとは思わないが、
この時は、日の出直後から暑く、強い日差し
普段一日当たり、1.5ℓでも余す水が、毎日3ℓ近く飲んでた
あっという間に、時は過ぎ最終日を迎えることになる
草食獣も見る数は少なく
肉食獣に至ってはジャッカルだけ……
リカオンもチーターもライオンも見られず…
今迄経験して来たサファリの中でも、断トツで撮れ高の無い内容だった…
でも、誰が悪い訳でもなく、
全てはプログラムを組んだ自身の責任なんだ……
帰り道のイリンガの宿で、3人で話したことをよく覚えている
「必ず、又ここへ3人で戻って来てリベンジしようと…」
来月行けたらいいけれど……
終わり
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