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【人生二度目の料理修行】初めて小松菜を生で食べた話
情報番組の料理コーナーで、今一番安くなっている小松菜を火を通さず生で食すレシピを紹介していた。
先日のほうれん草の直炒めで青菜の使い方に目覚めつつあったので、
「やってみたい!」
という気持ちが芽生えた。
(私にしては珍しく前向きメンタルだ)
実行に移すにはこの気持ちがほやほやのうちでなければと、
早速その日、葉っぱがピンピンしている新鮮そうな小松菜を買った。
小松菜はほうれん草と違ってギシギシは少ないとはいえ、農薬やら何やらが心配なので、しばらく水を張ったボールに浸けておく。
30分ほど浸けて、さあサラダ用にちぎるぞ!と小松菜の姿を見てはたと考えた。
葉っぱは良しとして、このぶっとい茎が皿の上に盛ってあって、果たして家族がモリモリ食べてくれるのだろうか。
私だったら否だ。
ウサギじゃない。
そこで、葉っぱが生えている辺りだけをサラダに使うとする。
全体の半分を占めている茎は、急遽、中華風スープを作ることにして、そこに刻んで入れることにしよう。
サラダの量が一気に半分になってしまうが仕方がない。
少し残っていた水菜を動員してかさ増しだ。
さて、葉っぱが生えている辺りとはいえ、細めの茎もついている。
この細い茎は食べるとどうなんだろう...
少し切って食べてみる。
甘い。
いける。
すじっぽくない。
茎がついている個所は短く刻んで、葉っぱは一口大にちぎる。
葉っぱが青々と肉厚で美味しそうに見える。
テレビではドレッシングの作り方も紹介していたが、
覚えてないので、キューピーのすりおろしオニオンドレッシングと、
頂き物の栗原はるみの甘酢を適当にブレンドして合えてみた。
絡みやすいようにと、すりごま(もちろんもう擦ってあるやつだ)も投入。
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旨い。
まったくアクなし。
もちろん、ギシギシなし。
我が家で小松菜といえば、決まって油揚げか厚揚げ、時々人参千切りと一緒に炒め煮した煮びたしだ。
一度、さっと湯がいてナムルにしたことがあったが、
クセが少ないのが災いしたのか、ほうれん草で作るより美味しくなかった。
あとは炒め物の青みとして時々使うくらい。
小松菜は値段も安定しているのでレシピのレパートリーがあったら頻繁に登場させたい野菜なのに、私は使いこなせていなかった。
もっとレシピ増やしたいな。