タクの剣道日誌

剣道歴30年以上の錬士六段、指導者として活動しています。 過去の経験や知識を振り返りな…

タクの剣道日誌

剣道歴30年以上の錬士六段、指導者として活動しています。 過去の経験や知識を振り返りながら、思考の整理を行い、現在の挑戦を言語化していこうと思いブログを立ち上げました。 剣道の技術やメンタル面を中心にまとめて、過去の自分を超えるために努力しています。

最近の記事

剣道の美学?なぜ面技は最も美しい技とされるのか考えてみた

1. 一番遠いところにあり、時間的に避けられる可能性が高い 面技は、打突部位の中で最も遠い位置にある「面」を狙う技。一番遠いということは、打突するまでそれだけ時間がかかってしまうということである。剣道は、0.1秒で勝負が左右される世界であるため遠いというのは、打突する側からすると不利になってしまう。相手は時間的な余裕があり防ぐことができたり、応じ技を出せる時間的な余裕も生まれる。面打ちを成功させるには、間合いの駆け引きや相手のタイミングを外す必要があります。この「避けら

    • 自己紹介

      はじめまして!『タクの剣道日誌』へようこそ はじめまして!『タクの剣道日誌』にお越しいただきありがとうございます。タクと申します。剣道歴は約30年で、現在六段です。これまでの様々な経験を通じて学んだこと・現在考えていることをこのブログに記録し、自分自身の成長や、皆さんと知識や技術を共有する場として活用していきたいと考えています。 剣道への取り組みと経験剣道を続けて30年 剣道は、私にとって単なる習い事ではなく、人生の中心として一緒に歩んできました。幼少期に初めて竹刀を握っ

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