映画「戦場のピアニスト」を(TVで)観た
だいぶ前に録画していた映画「戦場のピアニスト」を観た。しばらくHDDにあって、なかなか観ないし消そうかな、と思いつつレビューを見たら評価が高かったし「今日はまとまった一人時間がある!」と。
戦争映画なので少なからずショッキングなシーンの数々も。こんな状況で生き延びるなんて私には到底無理、と何度も思った。
運命に翻弄されながら とにかく逃げる、隠れる。
食糧にもなかなかありつけず、愛する家族とは離れ離れ。
とても正気ではいられない、しかも主人公は繊細な心を持つ芸術家だ。
詳細を書くとネタバレになってしまうから この辺にしておくけれど、やはりピアノを弾くシーンではその深い悲しみや怒り、そして諦めや祈りのようなものが一緒くたになって、音になり、渦巻いていた…ように思う。
余談ですが 見終わったあと、そういえば監督はロマン・ポランスキーだったねーと確認し(遅い)あの監督って…と過去の疑惑の話を検索してしまった。
芸術作品と、それを作る人そのものは切り離しすべきなのかもだけれど、昨今は特に複雑な心境になってしまう。
どの映画とは言わないけれど、青春時代に一番感銘を受けた映画の監督も相当な・・・だったので かなり時を経てからなんだか夢を壊されたような気持ちになったりしたこともある。
映画や芸術作品は その裏事情とか、製作者に関するスキャンダルとか 知らないで観るのがいいのかな。そういう意味では検索する前に無知のまま観られてまだよかった…
のかもしれない。
いいなと思ったら応援しよう!
もしサポートしていただけたら 持続可能なローメンテ庭の肥料・資材などに使わせていただきます(*´▽`*)❀