N-05 宗像市沖ノ島に鉄の延べ板
4~5世紀、沖ノ島の祭祀遺跡に複数の鉄鋌
久原瀧ヶ下遺跡という住居跡からは3世紀後半には鉄の斧が見つかっている。
「縄文時代を見る。(前編) ~九州、北海道、四国~」の中で
弥生時代中期~後期 徳島県で鍛冶炉が発見されている。
「N-03 石川県八日市地方遺跡」記事でも
弥生時代中期後半に日本海沿岸地域で鉄を使った木加工を仕上げする為の道具や樹木の伐採や荒加工の為の刃先に鉄を装着していた。と。
青銅器の作成技術があれば砂鉄から鉄の精製はノウハウ(知識)だけあれば試行錯誤してたどり着ける技術のように思える。
確か壱岐には鉄の産地もなかったかな?
N-04は硯、このN-05は鉄。
この先、具体的な文字の発見や
金印「漢委奴国王」に次ぐ新たな「親魏倭王」の
印綬なんか発見されたなら
その出土した地域は大騒ぎモノです。
私的には文字の発見確率が高いのは
大陸との交易が盛んだった海人族の沖縄含む周辺の島々ではないかと思う。
宗像の沖ノ島や壱岐対馬も今回の鉄の発見からその他色々な関連した遺跡の品々も含め、三女神信仰以外の新たなロマンの裏付けも出てくるかもしれない。
(*ˊ˘ˋ*)。♪:*° 缶 2024.0909