母方祖父母という重荷:相談の渦中から解放されるために
母方の祖父母に思うところもある。
母方の祖母はいつも俺に母がこうなったああなったと逐一報告してくる。俺としてはもう聞きたくないのだが、黙って聞いている。
一つ気にかかることが最近あった。今まで母は言葉に反応して何かを言っていたのに、急に最近、包丁の先が自分の部屋に向いていただけで「私の部屋に包丁を向けるな!」と言ったことだ。何かが怪しい。精神状態としてマズい状態にあるのは分かるが何か引っかかる。
そんなことはさておき、母方の祖母は俺にこの手の相談を月一くらいでしてくる。なぜ俺に聞く?
俺が祖父母の精神状態や今までの経験、考え方を考慮して、祖父母の精神が回復する先を見ながら、アドバイスや回答ができるからか?
だとしても、俺としては黙ってはいるが結構キツイのだが。
まず第一に、俺をその場にいても遠距離でも仲介者、仲裁人に立てようとするところが嫌だ。嫌なのに簡単にできるから更にキツイ状況となる。
そして、母方の祖母の中には、自分の問題の解決は俺が全てしてくれるだろうという願望がある。
そして、世の中一般が求める老後の幸せを追い求めすぎている。
世の中一般が求める幸せを追い求めすぎて、目の前の問題が見えなくなっている。
世の中一般が求めるものとはかけ離れた環境にいるのだから、世の中から植えつけられた価値観に染まるのではなく、新たな自分なりの幸せを生み出せばいいのに、「普通はこうするああする」とずっと言っている。
母方の祖母は比較グセがつきすぎだ。問題を軽視しすぎている。
これを言っても、「私には分からない。」と言ってくる。それは分からないのではなく、考えていないだけだ。
「私は年だから難しい。」とも言う。前にも言ったが、歳というのは単なる人と人との共通認識に過ぎない。どんなに若かろうがご高齢だろうが考える必要はある。ボケたりしていない限りは。
俺の味方をしてくれたから、母方の祖母には恩義を感じているが、ただ全てを俺に委ねるのはやめて欲しい。俺も目の前で直接精神状態を読むのも大変だったが、遠隔で精神状態を読むのは更にキツイのだが。
その事には気づかずにずっと俺に聞き続けるのだろうな。
なぜ、俺に問題を押し付ける?なぜ俺が考えなきゃいけない?
俺は自由で解放された状態になろう。