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「聴く力」を磨いてコミュニケーション上手になろう④/兼業公務員への道129日目

こんにちは!まいごです。



📍月火木金 曜日 
まいこが学んでいる心理学や
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に関する記事

📍日曜日 
復職後のトピックや兼業公務員に向けて近況報告


今日は金曜日!
もうすぐ週末ですね^ ^

今日は昨日に引き続き

「聴く力」と
コミュニケーションのお話しを書きます。


今日は、
「聴く力」とコミュニケーション
お話しの最終日です。

「聴く力」で信頼関係を築く、

聴き手としての心構え」
についてのお話です。


📍聴き手としての心構え①

「聞く」のではなく、「聴く
」。
 
今週の記事で、
わたしは
「聞く」と「聴く」
を使い分けていました。
なぜかというと、
意味合いが違うからです。

「聞く」とは、
意識しなくても耳に入ること

「聴く」とは、
耳を傾けて聴くこと

信頼関係を築くためには
ただ「聞く」のではなく、
相手が発するメッセージを
耳を傾けて「聴く」ことが大切です。

たとえば、
まいこがあなたに、

かすかに鳥のさえずりが聞こえない?

と言ったとします。
あなたは、かすかな鳴き声であっても
聞き逃すまいと
耳をそばだてて注意を払いますよね。

まるで鳥のさえずりに耳を傾けるように

相手の話にしっかり注意を向けて耳を傾ける。

という心構えは大切です。

相手の話にしっかり注意を向けて耳を傾ける。
という意識を持っているだけで
その意識は自然に態度に表れます。
そして、相手に、非言語のメッセージとして
わたしの話を真剣に聴いてくれている。
ということが伝わり、
話し手はとても安心します。



 
📍聴き手としての心構え②

「共感」の姿勢で聴く。


昔、傾聴講座で
こんな実験に参加したことがあります。

まいこは
「わたしの好きな音楽」について
全く同じ話を3回します。


一方、聴き役の人は
それぞれ次の3パターンで、
あいづちを打ちます。

①反感を表しながら
えーそーなの?
うーん。
それちょっと違うよね?
いやいや。


②同調しながら
そうそう。
ほんとほんと。
わかるー。
そーだよねー。



③共感しながら
うんうん。
そんな気持ちだったんだね。
そーなんだね。
それはすごく楽しそうだね。
目に浮かぶなあ。


この実験を実際に体験すると、
③のような共感的なあいづちがある場合が
一番安心感を感じます。

①が、信頼関係を生みづらいのは、
一目瞭然だと思いますが、
②の同調については、多くの方が
「なんでだめなの?」
と感じるかもしれません。

なぜ同調が、
話し手に対する安心感を与えるのに
適さないのでしょうか?


同調というのは、
聴き手の価値観に基づいた行動です。

聴き手とたまたま意見が同じだった
ということにすぎません。

この人にはなんでも話せる

という安心感にはつながらないのです。

たとえば、
大の巨人ファンの人がいるとします。
まいこも大の巨人ファンだとします。

まいこは、その人に巨人の話は
なんでもするかもしれません。
でも、家族や交友関係の悩みを
その人にするでしょうか?
「巨人ファンに悪い人はいない!」
「気が合いそうだから、するよ!」
という人もいるかもしれませんが、


単に「巨人ファンで話が合う人」よりは、
あなたがが阪神タイガースファンであれ、
日本ハムファイターズファンであれ、
共感的に話しを聴き、
何かに夢中になる楽しさをわかってくれる人
の方が


懐が深く
相手の気持ちを受け止めてられる人だ

感じるのではないでしょうか?


わたしのことを理解しようとしてくれる
そんなふうに感じてもらうと信頼関係が
グッと深まります。

共感的に聴く姿勢を持つという心構えは大切です。


📍聴き手としての心構え③

自分の価値観を傍に置く。


よし、今日からは共感的に人の話を聴こう!」
そう思っていざ実行しようとすると、
必ずぶち当たるハードルがあります。

自分の感情が出てくる。
 
というハードルです。

先ほどの、

巨人ファンの話に戻りましょう。
もし、まいこの話し相手が
熱烈な阪神ファンだったとします。
話し手は
昨日逆転勝ちした阪神対巨人戦の話を
興奮気味に話しています。
まいこも熱烈な巨人ファンながら、
阪神ファンのあなたに寄り添って
一生懸命話しを聴こうと努力しますが、
どうしても
イライラしてしまい、
冷静に話を聞くことができません。

今回は
野球の話ですが、
仕事や家族、友人などとの
日常会話の色んな場面で、
同様のことが起こります。

「もっと〇〇すればいいのに!」
とか、
「時間もったいないから、結論から話してよー」
とか、
ついつい自分の価値観が
出てきて、
口を挟みたくなったり、
無意識のうちに
自分の感情に支配されてしまい、
相手に共感できなくなることは
よくあると思います。

信頼関係を深めたいと思う時には、
自分の価値観を傍に置き
まるで話し相手の世界に丸ごとお邪魔する
ようなつもりで話しを聴く。

という姿勢が大切です

これは、今までの項目の中で
まいこ自身
最も難しい項目だと感じています。

でも、
上記を心がけて、
自分の価値観を傍に置くことを意識しながら
日々の会話を続けていると、
だんだんと、
自分の価値観に支配されているかどうか
自分を客観視できるようになり、
共感的に話しを聴ける
ように
なっていくと思います。
また、冷静で大人な対応を取りやすくもなります。


📍まとめ

今日は、「聴き手としての心構え」について
お話ししました。

📌聴き手としての心構え①

とても素敵な音色に耳を傾けるかのように、注意を傾けて聴いてみよう!

📌聴き手としての心構え②
「わたしはあなたのことを理解したいと思っている」という、「共感」の姿勢で聴こう!

📌聴き手としての心構え③
自分の価値観を傍に置いて、話し手の世界にどっぷり浸ろう!


「聴く力」を磨いてコミュニケーション上手になろう全4回シリーズで記事にしてみました。



ちょっとでも
あなたのお役に立ち、
素敵な信頼関係を築けるヒントになることをら
願っています🎵

①聴き上手になるための基本ステップ


②信頼関係を築ける聴き手とは?


③「非言語コミュニケーション」とは


今日も読んでいただきありがとうございました!
素晴らしい1日をお過ごしください。



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