『ドント・ウォーリー・ダーリン』

映画を観た。
『ドント・ウォーリー・ダーリン』。
絵に描いたような幸せな街と家での暮らしに徐々に疑問を持ち始めて真相を知っていく映画。

前情報なしで観た方がいいという御触れだったので前情報ゼロで観たが、この選択は正解だった。
あーはいはい、徐々に違和感系ね、よく見ますね、と序盤思っていたが、かなり質の高い徐々に違和感。女優が同じなのもあってか『ミッドサマー』のような気持ち悪さが湧いてくる映画だった。

全てにおいてデザインが良い。服も家もメイクも車も全部素敵だった。男の理想と女の理想が詰まっている感じ。料理も美味しそう。肉食べたい。

主人公の夫・ジャックがバチくそにイケメンで、こいつ誰やねんと思い調べたら『ダンケルク』に出ていたハリー・スタイルズ。ワンダイレクションのメンバーらしい。顔がかっこよくて歌も歌えて演技も上手いってどんだけだよ。
お隣さんのバニー役はオリヴィア・ワイルドで、まさかの監督だった。目ヂカラがえげつないしアイライン死ぬほどはねてて強そう。

主人公のアリスはニコニコハッピー超最高。私もこんな女性になれたらいいなぁと途中まで思っていました。
夫のジャックはとにかく妻が大好きで大好きで逃したくない感じ。洗ってない股を躊躇なく舐めにいくのって洋画でよく見るけどあるあるなんすかね。大好きの現れなのかな?
せっかく作ったご飯を床にぶちまけながらセックスするのが勿体なさすぎて忘れられない。

ジャックの顔がマジでかっこいいのだが、別の姿の時のジャックがマジでキモくて驚いた。髪型と髭と服装と表情って顔の造形よりも大事なんだなと実感させられた。気をつけよう。
ちなジャックは言動も気持ち悪かったからキモさに拍車がかかってた。

幸せってなんだろうね。
私は愛されてるなら割と何でも良いかもしれない。誰か私を愛してください。洗ってない股を即舐めにいけるほどに。

『ドント・ウォーリー・ダーリン』というタイトルへの印象が観る前と後ではだいぶ変わってくる不気味な映画だった。

観てよかったな〜。

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