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ノンフィクション うちの息子のおはなし


はじまりは予想を覆す安定感!

息子妊娠時、娘は2歳4ヶ月。
絶賛かわいい盛り・・・。
しかも新しい職場に入ったばかりでとっても夢中に仕事を覚えようと奮闘していた時期だったからか、“つわり”も思ったよりしんどくない。

「これが2人目の余裕か・・・」
自分の身体の変化に、はじめての時よりもはるかに鈍感で、全くといっていいほど検索をした記憶はない。

唯一検索しまくったのは、男の子わかった時。
「男の子かな〜」と主治医の先生から言われた時に、「名前どうしよう〜」と何度も字画を検索しては悩んだ。

どうやら旦那も悩んだらしく、深酒をするとダイニングテーブルの裏に落書きをして名前を考えていたようで…
テーブルに潜り込んだ娘を追いかけて発見した時には怒る気にもならなかった笑

出産も自分の陣痛の痛みよりも、娘と離れることのロスで早く娘に会いたい気持ちが溢れていた。
ただ…ただ!
分娩台に乗ってからが大変だった。まさか一度降りて!と言われると思わなかった。
正直もう無理です…って口先まで出た。
でも助産師さんの匠のような強い眼差しに、いかん!弱きになるな!と勇気をもらった。
その後の素晴らしい仕事ぶりのおかげで、息子さん産まれてくることが出来た。
色々危険だったんだと、あとからゆっくり聞かされたとかには血の気が引いた。

出血が多く、アドレナリンが出まくってしまった為、病室では目がバキバキ!
眠れない。ならばよし!っと転職先の応募をしていた笑
※産後1ヶ月のワガママボディを、タイトなスーツにねじ込んで、3月まで勤めていた園の面接に行かせてもらった笑

入院中は『今何してるかな』
『旦那はうまくやってるのだろうか』
授乳室での仲間も、第二子の人が多く、みんなで同じ事話していた。

これはきっと娘のおかげ


この気持ちの余裕は生まれた後も続く。
驚いた。
しなきゃいいのに家事も普通にしていたので、下半身しばらく事故だったが、授乳しながら娘と楽しくご飯するのも、プロ並みによく出来ていた。
これはもう本当に娘の存在のおかげ!
たくさん一緒に乗り越えてきた相棒だから、「だいじょうぶよ〜は〜ちゃんがやってあげるから〜」と。
私の右手左手となって、一緒に弟を育ててくれたのだ。
・・・あっちょっと泣きそう。
だからこそ期待しちゃうのは私の悪いところ。
自由に信じてやらせてあげる事。
これが今一番私に欠けている事だと、娘の姿を見て思う。
だからこの子には嘘をつかずに絶対素直になんでも言おうと決めた笑
娘はいい迷惑そうですけど。
でもこれはもう一緒に乗り越えた同志だから。
第一子への想いが強くなるのを実感する。

そんな私の気持ちを察してか。
息子は、夜もびっくりするくらい寝るし、快便!
快便すぎて、お着替えが多くたって。
頭がびっくりするくらい脂の匂いがしたって。
全然気持ちが違った。

…こんな風に初めから子育てできていたら良かったのに。
その時の自分に言ってあげたい!「がんばってくれてありがとう〜〜〜〜」と。

だけどやっぱり成長は積み重ね

とっても順調だった息子の成長も、発達学を学び、振り返ってみると・・・
「あれ?そういえば」の事が多くあった。

そして、やって来た。第一次反抗期・・・そう"いやいや期”

壮絶、そ〜〜〜〜ぜつ!笑
「あ!本当にするんだ!」と笑ってしまうくらい、必殺スーパーで地団駄泣き!
泣いて訴える事すごく多く、「だぁ〜〜〜あ〜〜〜だ!(いやだ)」と「あっちいけ〜」と言いながら怒り散らす日々。

私よりも旦那の方が「もう限界だ!」と子育て本を買ってくる始末。
「もう泣いていたらいいよ」と思ってた。
だって叶わないことはたくさんあるんだから。
思い通りにならないことなんてた〜〜〜〜っくさんある。
生きるってそういう事だと。
そう息子に哲学的な事を教えていこうと思っていたが・・・
”いやいや期”を過ぎても、続いていることに気づいた時にはもう手遅れ。

【叱る】⇨【怒る】になって、ず〜〜〜とぶつかり稽古を繰り返す羽目になった。

ぶつかり稽古

【男の子に効く魔法の言葉がけ】とか、【男の子の育て方】などを、見つけ出した学びをここぞとばかりに試してみるも惨敗!!!

感情ぶつけてくる人に対して、感情をぶつけても変わらない。
ただただこちらの疲労感が増すばかり。
なんだこの稽古は・・・

歩いてからの発達講座を受けて・・・

ちょっと試しに息子を分析してみた。
そして自分でアプローチを組んでみると・・・あれ?あれ〜〜!
変わる。すん!って変わる。
【魔法の言葉がけ】とかじゃなくて、どちらかというと整えただけ。

ちゃんと自分の気持ちに向き合うこともでき、やめられなかった指しゃぶりを止めることができた!
びっくりだった。
本当に目から鱗の出来事ばかり。

本当に発達を知るってすごい・・・

圧倒的に泣くことが減り、一緒に楽し遊ぶ事ができるようになった。
集団生活の中でも、しっかりと生き抜こうとする力を身につけた年長は、とっても頼もしい。
褒めてもらえると、またさらに伸びる。
叱られるときちんと自分の行動を振り返る事ができるようになった。

私自身が実感した事だからこそ


こんなに変わるなら。困っている方の力になってあげたい。
今子育て奮闘している方にも、これから子育てする方にも。
お子さんと関わるすべての方に。
ぜひ知っていただきたい。

いかに私がみなさんに広げらるか。
私のトーク力と説得力がとっても大事笑!

だからこそたくさんのお話しを聞かせていただきたい。
悩んでいる事聞かせてほしい。

妊婦さん〜就学前のお子さんをお持ちの方にこの気持ちが・・・
この想いが一人にでも多く届きますように・・・!

私は、本気で頑張ります!!!笑


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