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あとから言われるのは…
自分の子どもに障がいや病気があるとわかる時
うちの子は脳性まひ児だ
脳性まひというのは
基本的には出生時、もしくはそれに近い時に
脳に損傷が起こり、なるものなので
割と早い段階で分かる(赤ちゃんの退院時とか)
うちは早産で、4か月以上入院し
その退院検査で正式に通達された
(先生たちは分かっていたようですが)
また、明確な原因(あ~あの時の)というものがある上に
それはほとんどの場合、出生時か、その近辺で起こっていることなので
基本的に、母親たちは自分を責める
自分のせいだ、と・・・
でも、その分
はっきりと原因がある分、責める相手を見つけやすいし
(自分自身だったり、病院側だったり・・・)
早い段階で分かる上に
やるべきことが明確で多いから
(身体介助やリハビリ、たくさんの通院などなど)
割と早く覚悟を決めることができる
というか、決めざるを得ない
(周りの脳性まひ児仲間さんたちもそうみたいだった)
でも、障がいのある子の親の会や
仕事で出会う子たちは
ほとんどが「発達障がい」のお子さんたちだ
「発達障がい」というものに
明確な原因を求めるのは難しい上
分かるのが、あとになってから、なのだ
これは結構、つらいと思う
私自身は妊娠から今まで
いわゆる「普通」を全く経験していない
(悪く言えば、努力の連続的な
良く言えば、奇跡の連続的な)
ので、たいていのことは受け入れざるを得ないけど
「普通」に妊娠して
「普通」に出産して
「普通」に子育てしていたはずなのに…
「あれ、なんだか難しいぞ?」
「あれ、なんか他の子と違う?」と
じわりじわりと突きつけられ
挙句、そういう風に言われるのは
すごくしんどい事だろうなぁ、と
同じ母親として、心から思います
全く同じ気持ち、としては理解できないだろうけど
同じ母親として
そんなお母さんたちと
一緒に泣いたり笑ったり
心配したり喜んだりしていけたら良いなぁ、と思っています
一人だと
自分たち家族だけだと
難しい事でも
助け合って頼り合っていけば
上手くいくこともあると思います
ゆっくりでも良いと思います
可愛いわが子を理解して
「その子らしさ」をまるまる受け入れてあげられるように
一緒に一歩一歩、自分たちらしく、歩んでいきましょう
私もがんばりますm(_ _)m