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寒くなると思い出す…
懺悔と感謝と孤独
娘が生まれたのは12月
2年間のケミカルな不妊治療で全く反応なく
(排卵誘発剤で排卵すらせず・・・)
10か月の漢方治療の末
ようやく授かった命だった
けど、私のボロボロの子宮では
すくすく育つのは難しかったようで
何度も切迫流産・切迫早産を繰り返した上
入院生活からの
緊急帝王切開で27週で生まれた
緊急帝王切開って
赤ちゃんの大きさだけお腹を切るんです
だから、かなり深手を負うので
さすがにすぐには動き回れず
目覚めた後もすぐに赤ちゃんに対面できない…
無事に生まれた、と聞くけど
どういう状態かすら分からず…
不安の中で申し訳なさに思考が占領されている状態
ひたすら涙が止まらず
ひたすら「ごめんねごめんね」と謝り続けていた
目覚めて2日後にようやく対面した娘
やはりショックすぎて申し訳なさは迫るけど
そこは子どもを目の前にすると
急に「母の力」が沸き上がってきて
「何かせねば」という気持ちがもりもり沸き上がってきたのを覚えている
小さな箱に入れられて
たくさんの線につながれて
たくさんのチューブが刺さっている娘
何もできないけど「何かしないと」と焦っていた
自分が退院した後は
面会時間いっぱい、ずっと病院にいた
さぞ迷惑だったと思います(笑)
朝から夕方までずっと箱の前にいる母親…
めちゃ邪魔な存在だったと思います(笑)
当時の先生方看護師さんたちには本当に申し訳なく思っています
また、心から感謝しています
あの冬はすごく寒かった記憶
毎朝毎夕、寒い中、自転車で爆走して病院通いをしていた
心も、身体も、寒かった
でも、本当は温かいお母さんの
お腹の中にいるはずだった娘が一番寒いはず…
そう思って、必死だった
今年の冬は特に寒い
でも、隣にはちゃんと元気な娘がいる
そのことの感謝を忘れないように
思春期の面倒さに負けないように
自分を戒めるために書き残します(笑)