大人になっても誰かをイジメる人の心理
この前Mちゃんから「目の前で自分の悪口を言われた」と相談を受けました。
「何か言い返してやりたいけど、ヘルプで来ている立場だし、変に職場の空気を乱したくない。それに自分が何か行動を起こしたことで不利な立場に立つのは嫌だ」と。
大人になった今でも、未だに小・中学生がするような嫌がらせやイジメをする人って一定数はいるようで、私も転職を何度か経験していますが、職場に必ず1人はこういう人がいました。
「同等に張り合っても意味がない」
「気にする必要はない(相手にしなければいい)」
と頭では分かっていても、それができなくて悩んでしまうんですよね。
私の場合はそれと同時に「イジメをする人って、どんな気持ち(心理)でそれをやろうと思うんだろう?」なんて考えることもありました。
結局分かったのは、人をイジメようとする人ほど「自分が弱い立場にいることを十分理解していた」ということ。
「自分は弱い(だからこそ、少しでも力があることを証明したい)」という気持ちから、誰かをイジメて蹴落として「優位な立場」に立とうとしていたの。
【目次】
・嫌がらせをして「優位な立場」に立とうとする、弱い人間の深層心理
・嫌がらせを上手くかわす方法
嫌がらせをして「優位な立場」に立とうとする、弱い人間の深層心理
多分、この記事を読んでいる人は、今までに何かしらの嫌がらせを受けても上手く言い返すことができなかったり、相手の嫌がらせをまともに受けて悔しい思いをしてきたのではありませんか??
そう、まさにそういう人が嫌がらせを受けてしまう傾向にあります。
なぜなら嫌がらせやイジメは、
「何も言い返してこなさそうな人(言い返してこない人)」
が標的にされてしまうから。
まず人に嫌がらせをする人は、100%自分に自信がありません。
自分に自信のない人たちは誰かを褒めたり認めることで「この人とは違って自分は劣っている」という錯覚に陥ってしまうの。
そうなるといてもたってもいられなくなって、誰かに「嫌がらせ」という形で憂さ晴らしをして、ストレスを発散しようとしてしまうのです。
また、言い返せない人を相手に嫌がらせをすれば、相手は何も言い返してこない上に悲しそうだったり、悔しそうな表情を見せてくれます。
これが嫌がらせをする人からすると、物凄く快感なんです。
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