“自分らしさ"を見失って何者かになろうとした時は・・
共感覚が強すぎるHSPは、視覚、聴覚などの五感から自然と入ってくる情報量が多すぎて、自分の考えや自分自身を見失いやすい傾向にあります。
また自分と他人を比べやすい人も、自分を見失いやすい傾向にあるのかもしれません。
そんな自分自身に目を向けられなくなったとき、どうすれば「自分らしさ」を思い出すことができるのでしょうか。
私もHSPという気質上、自分を見失いやすいのですが、そんな時に実践している「自分らしさ」を思い出す方法について、今回はご紹介していこうと思います。
頭の中を空にする
HSPは感覚過敏で多くの情報に触れやすいため、自分よりも周りにいる人の方が良く見えたり、知らない間に誰かと自分を比べてみたり、自分らしさ(自分スタイル、自分流)を見失いやすい傾向があります。
私もそうですが、目の前のことに集中しようとしても耳から入ってくる音楽や人の話し声(や話の内容)が気になったり、ネットで情報を検索してみても気づいた頃には全然関係ない情報を拾っていたり、ネットサーフィンに夢中になっていたりして、あっという間に時間が経っていたなんていうのはザラ。
結局、気持ちが落ち着かないまま、周りの情報に振り回されてばかりいることもあります。
そんなことを自分でも分かっているのか、不思議とノートと向き合う時間があると気持ちが落ち着くんですよね。
・今日やることリスト
・タイムスケジュール
・自分の頭の中でモヤモヤしていること
・自分が今、解決したい問題
・今月の振り返り
・来月の目標設定
・これからやりたいこと
・これからなりたい自分 など
主にこのような事を書き出していたりしますが、自分の頭の中を視覚化することでネガティブな感情の原因を探ることもできるし、自分が進みたい方向性を見直すこともできるんです。
色んなタイプの人の考え方に触れる
私が何かに悩んで立ち止まった時は、その分野で上手くいっている人のnoteや本を読んだり、上手くいっている人の話を聞くようにしています。
ポイントはあくまで「色んなタイプの人の考え方に触れる」ということ。
これが一人の人に偏りすぎると、その人の考え方ややり方が絶対だと思ってしまったり、そのやり方が自分に合っていないにも関わらず、そのまま突き進んでいってしまうこともあります。
HSPの最大の強みは「共感覚(共感する能力)」ですが、これも諸刃の剣なので使いようによっては全く違った方向に行ってしまったり、余計な動きで自分を疲れさせてしまう可能性も。
共感覚を活かすのであれば、沢山の人の方法や考え方に触れ、自分に合った方法や考え方を選択することです。
複数の人の考えに触れていれば、得る情報に偏りが出にくく、自分に適した方法を選ぶこともできます。
また、自分とは違ったタイプの人たちの考え方、やり方に触れることで「これはこの人に合ったやり方なんだ(自分にとって適したやり方もあるはず!)」「自分はこの人とは違う(自分は誰かになろうとしなくていいんだ!)」といった気づきを得ることもできます。
「自分が当たり前にできること」を振り返る
「自分の才能」を見つけようとすると難しいと思う方も多いかもしれませんが、「自分の得意分野」であれば見つけることはそう難しくはありません。
なぜなら、得意分野は「普段何気なくやっていること」「長い間続けていること」「人に頼まれても嫌じゃないこと(人に頼まれると嬉しいこと)」「人によく相談されること」の中に隠れているから。
ちなみに私は「本を読むこと」「空想にふけること」「気になるポイントを指摘すること(クレームをつけるのもそうw)」「自分の感覚に我慢しないこと(ストレスを排除すること)」が当たり前にできるのですが、世の中の人もみんなそれが得意かと言うと、そうではないですよね。
特に人にクレームをつけるのなんて、「嫌な人だと思われたくない」「嫌われ仕事はしたくない」「人に意見するくらいなら我慢した方がマシ」と思う人の方が多いんじゃないかなって思います。
ちなみに「自分の得意なこと」は「自分だからこそできること」でもあります。
“この得意なことをどう活かそう??”
という頭で考えてみたら、自分らしさが見えてくるんじゃないかなって思います。
人と比べない、誰かになろうとしない
ビジネス、恋愛、子育ても、それぞれノウハウはあるけれど、方法は学んでも「参考程度」にしておくくらいがHSPには調度いい。
私も過去に複数のビジネスを経験しましたが、会社やチームのやり方に合わせて動いていても、どのやり方も自分にはしっくりこなくて、結局1、2年のスパンで新しい会社に入っては抜けを繰り返していました。
そして「このビジネスも潮時だな・・。」と思っていた矢先に、とある女性経営者に言われたのが「なつみさんは自然体でもビジネスできていますよ!」「組織にいるとなつみさんの言葉じゃなくなるので、自分で事業を興してみたらどうですか??」という言葉。
私はこの言葉をキッカケに事業を興すことになったのですが、誰かの言うことに従うのではなく自分のやり方で動いてみて初めて
誰かのやり方が自分にも合っているとは限らない
ということを知りました。
自分と違う能力を持っている人、素敵なマインドを持っている人がいると羨ましく思えたり、自分がちっぽけに感じてしまうこともあるかもしれません。
ですが、そもそも自分とその人は違う人間で、どう頑張ったってその人にはなれません。
(これは自分とどんなに似たタイプの近しい人間にも、同じことが言えます。)
なので、誰かのようになろうとしたり、誰かが当たり前にできることに挑戦する必要もありません。
自分は「自分にとって心地良い場所(自分のいるべき場所)」で「自分が楽にできること」「自分が楽しいと思えること」をやればいいのです。
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こちらのセッションは別名“次元上昇セッション”と称しているだけあって、悩みが吹っ飛んだり、やりたい事がバンバン思い浮かんで止まらなくなったりと、かなり本格的に目覚めます。
なので、生半可な気持ちでは受講しないようにお願いいたします。
ちなみに【本気で変わりたい人】はマジで変わります。
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noteの文面が堅苦しい分、実際に会うと「本当にNatsumiさんですか?!」「こんなに話しやすい方だと思いませんでした!」とビックリされます。笑
(ちなみに誰にも話したことのない悩みをご相談されることがよくあります。)