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「親が理解してくれなくて辛い・・」その原因は相性の問題かも?!


「毒親育ち」や「機能不全家族」の中で育ってきた人は、孤独感を感じやすいもの。

その理由の一つに「親が理解してくれない」というものがあります。


愛着不安(愛着障害)で悩んでいる人たちは、実の親と一緒にいても喧嘩が絶えなかったり、家族の仲が良くても心の奥底では孤独を感じていたり、「親が(本当の意味で)自分を理解してくれない」と悩んでいたりします。

そして、その原因は「親子の相性」によるものがほとんどなのですが、お互いが「真逆のタイプ」であるにも関わらず、お互いに理解し合おうとしていなかったり、自分の中の当たり前の価値観や感覚で関わろうとすることで、人間関係の問題が起こっていたのです。

親に理解されなくて苦しむ人のパターン

実は私にも「親に理解してもらえなくて辛い」と思った経験があります。


親に最後まで話を聞いてもらえなかったり、自分の価値観を理解してもらえないことが多くて、その度に

「お互いの気持ちを理解し合うにはどうすれば良いのかな?」

「どうすれば自分の価値観を理解してもらえるのだろう??」


と悩んでは模索していました。


そして価値観や感覚の違いは『自分自身が「HSP(極端に繊細な気質)」だということを説明すれば、少しは理解してもらえるかも』と思って、それについても直接説明することもありました。

ですが、それでも母は空返事をするだけで本当に理解してくれたのかは不明。

結局、何かを説明したところで関係性は変わらなかったのです。



また母の考えや気持ちについても理解しようと、母が何か悩んでいたときは話を聞いて、相談に乗ることもありました。

ですが「なんでこんなに世間体ばかりを気にしてるんだろう?」「すぐに解決できる問題でもないのに、いつまで悩まされているんだろう?」と思うばかりで、母の気持ちを理解することができませんでした。


結局は、お互いの考えや価値観が合わなくて、私も親自身も「お互いを理解し合うことができない」という状況に立たされていたんです。

理解し合えない相性のパターン

世の中には必ず、自分とは真逆のタイプがいます。

場合によっては、相手を理解しようとしたり、受け入れようとすることによって人間関係がスムーズにいくこともありますが、大抵はそう簡単にはいかなかったり、本当に相性が悪い人が相手だと衝突しやすかったりします。


ちなみに理解し合えない相性には、いくつかのパターンがあります。

ここでは相性が合わないパターンをご紹介していきます。

①人に興味がない

世の中には「人に興味がない」人がいます。

人の考えや心の動き、行動に無関心なので、人の話を聞いていなかったり、相手に冷たく接したり、人の気持ちを理解できないことがあります。

このようなタイプの人には、どんなに自分の気持ちや価値観、考えを伝えても上手く理解してもらえません。


もし少しでも相手に理解を求めるのであれば、「自分は今どんな気持ちで何をして欲しいのか」を伝えることが効果的ですが、もっと言うと「人はどんな時にどんな感情になるのか」「人は普通、こういう時どうして欲しいのか」を説明する必要があります。

②人の話が聞けない(自分の話を聞いて欲しい)

「自分の気持ちを理解して欲しい」「自分を受け入れて欲しい」という気持ちが人一倍強い人には、人の話が聞けない(人の話を聞くよりも自分の話を聞いて欲しい)という特徴があります。

単純に自分の話ばかりをすることもありますが、人の話や人の意見に興味がないため相手の話を受け流してしまいます。

愛着不安がある人の親もまた、愛着不安を持っている場合がありますが、親もまたその親に中々理解してもらえなかったという経験をしていると、その心の傷を癒やすために子どもを頼ったり、甘えるなどして理解を求める傾向があります。

③価値観が合わない

お互いに真逆の価値観を持っていると、相手を丸っと受け入れようとしない限り、会話が一方通行になったり、平行線を辿るだけの会話になってしまいます。

人は基本的に全く同じ価値観を持っていることはありませんが、特に真逆の価値観を持っている者同士だと「この人、面白い!」と思えるポイントがないと、お互いを理解することは難しいかもしれません。

④相性が悪い

今の価値観の話にも繋がりますが、特に相性が合わない(悪い)相手だと何をやってもイライラしたり、悲しい気持ちになったり、自分の感情がコントロールできなかったり、冷静さを保てない、ということが起こります。

たとえ相手がハラスメント気質でなかったとしても、こちらがそう感じてしまう(ネガティブな気持ちになってしまう)のであれば、そういう相性なんだということ。


相性が悪いすべての人を自分から遠ざける必要はありませんが、その中には「相性が悪いがゆえに離れるべき人」もいるので、よく人を見て決めることが大切です。

⑤単純に嫌い

「相手の性格が受け入れられない」「この人は生理的に無理」という人があなたの周りにもいませんか?

世の中には「特に理由はないけど(単純に)好きじゃない(嫌い)」という相手がいますが、そういう相手を理解し受け入れるには、余計な感情を持ち込まずに淡々と向き合うか、余程その相手に興味を示さない限り難しいものです。


ただ、嫌いな相手でも希に興味が湧いたり、相手を好きになる場合もあります。

相手を好きになろうとして好きになれるのであれば、一気に相手を理解することができる可能性があります。

向き合い方次第で相手を受け入れたり理解できるのであれば、それが一番理想的ですが、相手が悪いとかなりのストレスやダメージを受けることもあるので、向き合う際はくれぐれもご注意ください。

大事なのはお互いの「タイプ」と「相性」を知っておくこと

親子の関係であれば、上記のような「単純に嫌い」という関係性にはなりにくいとは思いますが、相性が悪いことでお互いを受け入れることができずに、結果として「嫌い」という感情を抱くこともあります。

「毒親」や「機能不全家族」の中で育ってきた人も、本来は血の繋がった家族との繋がりを求めていたかもしれませんが、お互いのタイプが真逆だったり、お互いを理解しようとしても上手く理解できなくて「愛着不安(愛着障害)」が起こる関係性になったのかもしれません。


ただ、ここで重要なのは「親子だからといって、お互いを理解する必要はない」ということ。

そのタイプや相性によっては、本当に理解が難しい場合があります。


「お互いを理解しようとしても理解できない」

「自分を受け入れて欲しいけど、受け入れてもらえない」


といった不毛な悩みを永遠と抱えるくらいなら、いっそのこと平行線を辿っていたっていいと思うのです。


その人がその人らしくいるためには、余計なストレスを手放すのが一番。

もちろん、相手の「タイプ」を理解することは大事ですが、その相手を受け入れるかどうかは自分次第。

ストレスに感じるのであれば、そっと距離を置くことも選択肢の一つだということを覚えておいてくださいね!



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