SFラブストーリー【海色の未来】4章(後編)−1
過去にある
わたしの未来がはじまる──
穏やかに癒されるSFラブストーリー
☆テキストは動画シナリオの書き起こしです。
動画再生で、BGMつきでお読みいただくこともできます。
(Youtubeの方が内容先行しておりますので、再生を続けてnote数話分を先読みすることも可能です。)
わたしたちはアパートの前までやって来た。
「海翔くん、今日はどうもありがとう」
「気が向いたらまたハーモニカ吹きにきてよ。美雨と流風も喜ぶし。ああ、あとじいさんも」
「うん……」