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スピーカーとキャビネットの重要性


妖怪スピーカージジイと呼ばれております。
Sera 原田です。


相変わらずギター作るのと同時にズーーーーーっとスピーカーいじってるんですが、いじってるだけでお金もらえるならスピーカーいじって賃金出る仕事に就きたいです。



で今日の本題です。

ライブハウスの控え室で、今日の自分もキマッてる!と上機嫌でステージに上がり、自前のお気に入りアンプヘッドとペダルとハイエンドギターを手にいざリハへ

いつものようにセッティングを終えて音出しok!PAさんがマイクを立ててくれたので、フロアに降りてメインスピーカーから音出し


アラーーーー?


みたいなことありませんか。

ありますよね。僕はもうずっとでした。
その度にPAさんに当たったりマイクが悪いだ、機材が悪いだ色々文句を言ってましたが何度やっても音の改善はされず、PA直に切り替えた方が音がいいというザマ


なんでプロはあんないい音なのに俺のハイエンドギターが奏でる音はショボいのか。

もしやイケメンじゃないからか…



今回はそういう話です。

ちなみにイケメンだと音が悪くてももてます。コレは世界共通事項です。
顔が悪いメンズは諦めてウェルカム機材沼(?



じゃ何が悪いの?

まず、圧倒的にバンドマン、機材オタク、ギター好き問わず叱られるの覚悟で言いますが、マイキャビネット持ってない人が多すぎる!

オーディオ自宅でやってる人でスピーカー持ってない人いますか…?

キャビネットとスピーカーはそのぐらい重要なんです。
ギター作ってる身でこういうことを言うと馬鹿野郎!と怒られますが、めちゃくちゃ良いスピーカーとキャビネットがあれば、そこそこのアンプとしょぼいギターでもなんとかなるレベルで結果が違ってきます。


ただスタジオで使ってるものでもいい音するし…というのもわかりますが、こだわるとめっちゃくちゃ結果が変わるのが音の出口なんです。


どうすれば良いか?

結構マイキングでなんとかするとか、マイクの種類でなんとか…と言う話も聞きますし間違いではないのですが、良いスピーカーと良いキャビネットはスピーカーセンターにshureのSM57でもしっかり使える音になります。

ただこれは本当にきちんとしたものを使えばの話で、そうでないからジャリジャリとした耳にいたい使えない音になってしまう。

そして日本の8.9割の人が良いスピーカと良いキャビネットを体感してないように感じます(個人的な体感です)


以下は私が思う良いキャビネット、スピーカーの特徴です。



①スピーカーダストキャップセンターでまともな音がするスピーカー

コレはもう圧倒的と言うほど、鳴らし込んだ古いスピーカーほど良いものが多いですが、その分状態が悪いものも多いので、きちんと耳がこなれた人向けです。
個人的にギターのマイクを立てるとハイが立つことが多く感じるので、マイクを立てた時に耳に痛い広域が落ちてるスピーカーが好みな傾向にあります。

ただビンテージ意外で、現行として買えるとして具体例を出すと

Celestion G12M Green Backが個人的に聞き馴染みもありすごく好みのスピーカーです。
ただ耐圧が少ないため、四発で使ったり、互換のG12M-65のCream backを使っても良いかもしれません。
耐圧の関係で少し中抜け気味でスガ、マイキングで補正できる程度で新品から良い音で鳴ってます。

メタル系ですとcelestion vintage30はメタリックな高域と豊かな低域、ソリッドな中域で歪ませるとお手軽なメタルサウンドです。
オールドライクな音には少しドンシャリ傾向が強めですが、使うアンプのチョイスによっては全然問題ないかと思います。

とりあえずですがこの二つは個人的に指標として使ってるスピーカです。

マーシャルによく使われてるG12T-75なんかは個人的にエッジが立ちすぎて少し苦手意識があります。。。

そして全てに言えますがそれなりに鳴らし込んでなんぼ!ってのも大事です。使ってないスピーカーは耳に痛いとこが多い印象です。

②まともなキャビネット
まともと言うと難しいのですが、一発のキャビネットは上級者向けのサウンドになると思っているので今回は除外します。


二発と四発でいうと、やはり音圧、低音の豊かさでは四発に分がありますが、タイトな低音を求める人には二発も良いかと思います。

ただ世間の二発はあまり。。。という印象が個人的にありまして、それは容積の関係だったりつくりだったりするのですが、難しい話は置いといて、不満があったため僕はSeraでオリジナルキャビネットを制作しました。

詳しくはSNSをチェックするか、問い合わせてください!


無論良い二発もあるのですが、良いスピーカーを載せて特性を理解しないとなかなか難しい気がします。


シンプルですがこの二つで音作りは劇的に変わります。


とにかく

音の出口はすごく重要で、コレほど音の違いが出るのに、エフェクターやアンプであーでもないこーでもないと悩んでる方が多くてすごく勿体無いと思います。


困ったら!ぜひ!ウチを頼ってください。
絶対とは言えませんが力になれるように一緒に頑張ります。

世界中のバンドマンに届いて欲しい。
僕はいい音を奏でるバンドが何よりも大好きです。


演奏力やパフォーマンスはお金で買えないけど、音は!課金で!変わる!


それでは!!!!!

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