見出し画像

転職して半年のわたしが、休職するまで。

休職しはじめて、今日でちょうど2ヶ月。

正確にはその前に2週間ほど自主的に休暇をとっていたから、もう2ヶ月半くらい職場に行っていないし、仕事もしていない。

2020年4月に転職をして、新しい仕事、新しい職場、新しい生活。これからどんなことができるだろう、と意気揚々としていた私が、半年後には病気休暇をもらうことになろうとは…夢にも思っていなかった。

いつか自分自身を振り返れるように、このnoteを目にした誰かに少しでも役立てるように。ゆっくり残してみる。

「ちょっとやばいかもな・・・」

と思い始めたのは、8月の後半だったと思う。

朝、出勤前に吐き気がするようになったり、食欲がなくなっていた。なんだか落ち着かなくて、家に帰るとベランダで空を眺めていた。よくわかんないけど、涙が溢れ出てきたりして。

自分で選んで "地元" に戻ってきたはずだったのに、これまで暮らしていた地方に戻りたい、故郷に帰りたい。そんな気持ちを遠回しにインスタに書いてみたりしていた。

「これは誰かに相談しなくちゃな・・・」

と思えたのは、9月上旬になってから。

「だけど、みんなだって頑張って働いているんだから」と私は私なりに一生懸命やっているつもりだった。 

が、職場でも涙が堪えられず、トイレに駆け込んだり(これは昔からやっている気がする)、とにかく目の前の仕事に手がつかなくなったり…。
ある日、パソコンの前でフリーズ状態になったときには、慌てて職場のカウンセラーさんにメールを打っていた。

私を知ってくれているカウンセラーさんがいる。

それは、すごくすごくラッキーなことだったと思う。カウンセラーさんには数年前にも、いまの職場を決めるときにもお世話になっていた経緯があったから、相談するハードルが低かった。

メールで状況を説明しつつ、面談の時間をとっていただいた。

正直、何を話したのか、ちゃんと伝えられていたのか… 覚えていない。
カウンセラーさんとの面談なのに、弱さが見えないように、うまく取り取り繕うとしていたような気もする。

そんな私に、カウンセラーさんは宿題を出してくれた。
それは、調子が良かった時の自分と、いまの自分を比較すること。

最近の出来事を振り返ってみた

カウンセラーさんとの面談直後、宿題について考えてみた。
最近のことを列挙してみると、、、結構危ない気がしてきた。

・仕事が手につかない
・結構な頻度で泣く
・赤信号なのに、途中まで渡りそうになってた
・車の中でスマホ紛失
 → ・スマホ見つかったものの、車内灯消し忘れる
 → ・車のバッテリーがあがる。涙
・久しぶりに訪れた前職場に、豪快に忘れ物
(鍵やカード、大事なもの一式が入ってたポーチまるごと忘れた)

忘れ物は、油断ならない。前職場に忘れ物を取りに行くと「忘れ物なんて、○○さんらしくないね〜」といわれてハッとした。

やっぱりいまの私、なんかおかしい!?

カウンセラーさんに状況を伝えると、病院への受診を勧められた。

「あなたが素直なひとでよかった。」

それから、私はすぐに受診できる心療内科を探した。いくつかの病院に電話したが、何週間も先でないと予約が入れられなくて、心のバランスを崩しているひとがいかに多いか、実感した。

結局、私は有給をつかって2週間ほど休暇を取り、3つ目に訪れた心療内科でいまの主治医と出会い、診断書をもらった。

私の診断名は「心身疲労状態」。
病気、とまではいかないが、身体症状も出ているため1ヶ月ほど休んだ方がいいという診断だった。こうして、わたしの休職がスタートした。

後日、相談していたカウンセラーさんに、「あなたが素直なひとで、行動を起こしてくれて本当によかった。」と言葉をかけられた。

もう少し頑張っていたら、上手くやれてたかもしれないけど、倒れていたかもしれない。 そんな紙一重の状態だったと思う。

-----

きついな、つらいな、と思ったら信頼できる人に声をあげてみる。
我慢せずに、行動してみる。  大切なことだと、改めて思う。

休職期間中、仕事からも離れてゆっくりする時間ができたので、体調はすぐに回復していた。一方で、問題はこころ。

休んでいる間のこころの変化については、また今度書いてみようかな。

-----

いつも書きたい、書いてみたいと思っていた。
それなのに、始めることができなかった note。

「もう少し気楽にやってみてもいいんじゃない?」
と、そんな気分になってみたので、初めてちゃんと書いてみた!

いいなと思ったら応援しよう!