Colors of Your Entrepreneurship~キャリアストーリーから紐解くそれぞれのアントレプレナーシップ~#7 Septeni Ad Creative 鈴木咲希
こんにちは。セプテーニグループnote編集部です。
セプテーニグループでは「ひとりひとりのアントレプレナーシップで世界を元気に」をミッションに掲げています。アントレプレナーシップという言葉の解釈は各自に委ねられていますが、社内でもよく語られる解釈の1つに「コントロール可能な資源を超越して機会を追求すること」というものがあります。このような資質と姿勢を持つ人材こそ、ビジョンの冒頭で掲げる「新しい時代をつくる人」であり、セプテーニグループの強みの源泉となっています。
だからこそセプテーニグループにおけるアントレプレナーシップは、限られた経営者やリーダーのみが発揮するものではありません。ひとりひとりがそれぞれのかたちのアントレプレナーシップを見出して日々実践するとともに、その多様性を認め合えている状態。すなわち「アントレプレナーシップの民主化」された姿が私たちの理想です。
このnoteでは、セプテーニグループの各社において、ひとりひとりがどのような思いを持って、どのようなアントレプレナーシップを発揮して働いているのか、社員個人に焦点を当ててご紹介します。
今回は、Septeni Ad Creative株式会社(以下:SAC) 鈴木咲希さんにお話をお伺いしました。
SACのチャレンジ精神を後押しする社風と制度に惹かれ、「ここなら自分も変われるかもしれない」と感じたという鈴木さん。
現在はプレイヤーとしてだけでなく後輩育成にも挑戦する鈴木さんの、仕事をするうえで大切にしていることや、今後さらにチャレンジしたいことなどをぜひご覧ください!
チャレンジ精神を後押ししてくれる社風と環境で、自分を変えたい
ー現在の業務内容を教えてください。
スタティックデザイン課で静止画のデザイナーをしています。基本的にはバナーやweb広告のデザインをしているのですが、ロゴのデザインや、ポスターやチラシなどのオフライン媒体を手掛けることもありますね。
また、人事と共に企業説明会を開催したり、昨年は新卒社員の教育にも携わっていました。
ーSACに入社したいと思った決め手は何ですか。
一番の決め手は、SACのチャレンジ精神を後押ししてくれる社風と環境ですね。
学生時代の私は消極的で、やりたいことがあっても、なかなか手を挙げられないタイプだったんですが、社会人になったらそこを変え、自分のやりたいことに挑戦していきたいと思っていました。SACにはチャレンジ精神を後押ししてくれたり、フォローしてくれる社風があるように感じられたので、ここなら自分も変われるかもしれないと思えたところが決め手です。
また、企業説明会では興味深い施策を紹介していて、なかでも「5%ルール」という、月に1日、業務時間を勉強だけに使っていい日を設けている制度が特におもしろそうだと感じました。人の成長をしっかり後押ししてくれる施策だと思っています。
ほかにも、私は小さい頃からずっとものづくりが好きで、将来はクリエイティブな仕事をしたいと思っていたので、会社全体でとにかくクリエイティブなことが好きそうな人が多いように感じられたことや、説明会や企業訪問で垣間見えた社員同士の雰囲気の良さもSACへの入社の決め手になりました。
ー社風や社員の方の雰囲気に惹かれたとのことでしたが、入社前後でギャップはありましたか。
社内の雰囲気が良さそうだと思って入社しましたが、実際に入社してみると当初の印象よりも良かったですね。
同世代の社員も大勢いるので話が合いますし、基本的にみんなものづくりやクリエイティブな作業が好きなので、価値観が似ていて話しやすいです。
仕事を一緒にしていて進めやすいところも、さらに良かったと思うポイントです。
ー社内で賞をとられるなどご活躍中だとお伺いしました。チャレンジできる環境でご自身を開花されたんですね。
周りの方のサポートがあったからだと思います。SACでは人事の方や上長の方、ときには社長が、個人個人の話を聞いてくれるタイミングが多く、悩みのなかからどのように成長していきたいのかを聞いたうえで判断して後押ししてくれます。
社会人になったら、失敗やミスをしたらきつく責められるのではないかと思っていましたが、いい経験になったとして、次のステップに進むサポートをしていただけました。チャレンジしても良いんだと思えたのは、しっかりフォローしてくれる体制が整っているSACの環境のおかげです。
全社員投票式の社内アワードでは、半年間で一番成長できたクリエイターに贈られる賞をこれまで2回受賞しましたが、部署間の連携を大事にしたいと思って施策などで各所動き回っていたところを部署外の方からも評価してもらえたのかなと思っています。
ーキャリアを振り返って、ターニングポイントになった出来事を教えてください。
入社2年目のころに、ディレクションがとても上手な方と連携して仕事をする機会をいただいたのが、ターニングポイントだったと思っています。
それまで私はデザインを、ビジュアルのクオリティが高いものであるべきだと考えていました。しかし、その方からディレクション的な目線を教わり、広告物として、ユーザー目線に立ちながら、クライアントが伝えたいことを分かりやすくビジュアルで伝えられるよう考えるのが大事だと気付いたんです。
ビジュアルにこだわるとつい自分の好みに偏ってしまいがちでしたが、クライアントが何を求めているか、ユーザーが見たときにどう思うかという視点を持ってビジュアルをつくっていかなければならないというデザイナーの真の役割に気付いて、とても視野が広がった出来事でした。
ひたすら「なぜ」を自分に繰り返し、固定観念を崩して新たな視野を開く
ー仕事をするうえで大事にしていることや意識していることはありますか。
どのような仕事においても、「これは一体なぜだろう」というのをひたすら繰り返すことを意識しています。
入社して1、2年目の頃は、人事の方や上長の方に月に1度の面談で、何度も「どういうことだと思う?」「なぜだと思う?」と繰り返し質問していただきました。質問されるたびに、考えていなかったところや考えが足りなかったところが見えてくるんです。
固定観念が崩れて、新たな解決の糸口が見つかったり視野がひろがったりするので、仕事をするときに「なぜ」を繰り返すことを大事にしています。
周りがなかなか気付けないところでも「なぜ」を繰り返すと気付けることがたくさんあるので、新卒社員の教育においても「なぜ」を繰り返すことの大切さを伝えています。
ー今の仕事がどのように社会に役立っていると思いますか。やりがいを感じるところも教えてください。
クライアントやユーザーの想いを読み解いてしっかり考えたうえで、それをビジュアル化し具体的に伝えることで、両者の架け橋として社会に役立っているのかなと思います。
広告を見てくださるユーザーの声を聞けるタイミングはあまりないのですが、クライアントから直接「ビジュアルがすごくよかった」「おかげで見てくれる人が増えた」と言ってもらえたり、見てもらえた回数やサイトに飛んで購入してもらえたところまでが全部データでわかったりすることが、架け橋として機能できたと感じられてやりがいになっています。
挑戦を重ねて、さまざまな角度から作りたいものを提案できる強いデザイナーへ
ー今後はどのようなチャレンジをしたいですか。
アートディレクションやプランニングなどにもチャレンジし、様々な角度からクリエイティブを提案できる強いデザイナーになっていきたいです。
また昨年、新卒社員を教育する機会をいただき、後輩が成長して切磋琢磨できる存在を育てられるところにやりがいを感じたので、教育面にも関心を持ちました。そのため、今後さらに成長するであろうSACが目指す将来像を実現するために、教育で会社に貢献できることはないか探っていきたいとも思っています。
ー最後に、あなたにとってアントレプレナーシップとは何かをお聞かせください。
なりたい自分になるために必要なマインドだと思います。
最初はなりたい自分像が全然イメージできていませんでしたが、入社3年目の面談時に「先に進んでいくためには、目標を自分で設定していく必要がある」というお話をいただいたことをきっかけに将来像について考えるようになりました。そこで私が挑戦を繰り返しているのは、自分がどういう人になりたいかを定めてそこに向かっていくためだと気付いたんです。
新卒教育でも、最初はひたすらデザインの勉強や業務に取り組んでもらい、慣れてきたころにどういうクリエイターになっていきたいかを一緒に考えながら面談をする、というようにアントレプレナーシップを段階を踏んで育んでいます。
私も目指す姿に向けてチャレンジを続けて行きたいと思います。
ー鈴木さん、ありがとうございました!
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