新規事業コンテストgen-ten2024 本選実施
こんにちは。セプテーニグループnote編集部です。
セプテーニグループでは、年に1度社内新規事業プランコンテスト「gen-ten」を開催しています。
【gen-tenとは】
セプテーニグループにおいて数々の経営者や会社を生み出してきた社内新規事業プランコンテスト。書類選考やプレゼンテーションのプロセスを通じて魅力的な事業プランや自身のアントレプレナーシップをグループ経営陣にアピールすることで、セプテーニ・インキュベートやグループ各社にて事業化・会社化にチャレンジする機会を与えられる。「ひとりひとりのアントレプレナーシップで世界を元気に」というグループミッションを象徴する伝統的なイベントのひとつ。
▼「gen-ten」についてはこちらの記事もご覧ください。
今回のnoteでは、2024年10月に実施した「gen-ten2024本選ピッチイベント」についてレポートいたします。
通算14回目を迎えたgen-tenは、今年新経営体制となったことを機に大幅にアップデートしました。従来は、フリーテーマで新規事業プランを募集していましたが、今年より「ONE SEPTENI」をグループスローガンに掲げていることも受け、グループ一丸となって取り組むべきテーマであり、グループのひとりひとりにさらに機会を追求してほしいテーマでもある「生成AI」にフォーカスして新規事業プランを募集。
また、本選のプレゼンはこれまで出場者と審査員、運営メンバーらが参加するクローズドな合宿形式で行われてきましたが、今年は初めて社員の前でオープンに実施されました。
今年は、グループ各社から40を超える新規事業プランのアイデアがエントリー。
予選を勝ち抜いた6名が本選に出場しました。
セプテーニグループ代表の神埜さんをはじめ、グループを牽引する各領域のリーダー陣が本選審査員として結集。評価においては出場者のアントレプレナーシップに加え、「ONE SEPTENI」や中期経営方針の中期テーマに掲げている「フォーカス&シナジー」の視点も重視されました。
会場には、本選に出場するメンバーの応援に駆けつけた社員や、「どのような事業が提案されるのだろうか」と興味を持って聞きに来た社員など、オンライン・オフライン合わせて300名以上が集まりました。
本選の開催に際し、gen-ten運営者のサインコサイン代表加来さんからは次のようなコメントがありました。
「経営体制や事業環境が大きく変化する中で、今回gen-tenを大きくアップデートしましたが、グループミッションの実現に向けて重要なイベントであることは今までと変わりません。新たな「アントレプレナー」誕生の瞬間をぜひ見届けていただきたいです。そしてgen-tenをきっかけに、これまで以上にグループのひとりひとりが生成AIを活用し、それぞれの仕事をアップデートしていく機会にもなることを願っています。ぜひみんなで一緒に盛り上がっていきましょう!」
そして会場の熱気と緊張感が高まる中、ピッチイベントがスタート!
出場者はプレゼン前に「我々を取り巻く環境の変化を踏まえ、危機感を持ちながら本日の提案を作ってまいりました。」「事業会社が持つケイパビリティとセプテーニグループが交わるとすごくおもしろいということを伝えたいと思います!」など意気込みを語った後、熱いプレゼンを繰り広げました。
また、本選審査員たちは真剣なまなざしでプレゼンターの提案を熱心に聞き、プレゼン後は、事業化を踏まえた鋭い質問が時間ギリギリまで飛び交いました。
会場でプレゼンを観戦したスペシャルゲストの「神山まるごと高専(※)」の奨学生は、
「実際にプレゼンの場に初めて来て、言葉が出ないくらい”すごい・・・!”と感じました。僕たちも学校でプレゼンを勉強していますが、この場に立てるくらい上手くなりたいと思いました。事業を作り上げるには、コストや事業の発展、ターゲット層などいろんなことを考えなければならず、それを考慮したうえで良いものを作っていくことはすごく難しいことだと思います。提案を聞いていて、プレゼン力とアイデア力の掛け合わせがすごいなと思いました。」と、熱く語ってくれました。
※セプテーニグループは、「神山まるごと高専」のスカラーシップパートナーとして参画しています。
全出場者のプレゼンが終わると、その場ですぐに審査が行われました。
そして、AIタレント関連の事業やリスキリング支援に関する事業など、生成AIを活用した幅広い新規事業アイデアの中から、生成AIを活用したクリエイティブ制作に関する事業プランが優勝をおさめました。この事業を提案したのは2022年からセプテーニグループに加わった電通ダイレクトのメンバーです。
優勝メンバーは、
「ありがとうございます。もし経営レベルで評価いただけたことがあるとしたら、”着眼点”かなと思っています。事業会社が持つアセットをセプテーニグループの中で良い形で融合できる点が評価いただけたのかなと思います。自分の所属会社でやっていることやできることなどについて、改めてグループのみなさまにお伝えしたいと思ってgen-tenに出場したので、優勝が本当に嬉しいです。」とコメントし、 会場は温かな拍手で包まれました。
最後にグループ代表の神埜さんは、今回のgen-tenをこのように総括しました。
「今回のgen-tenはテーマを「生成AI」に絞ったことで、自分の事業領域とのシナジーやグループ間の連携に目を向け「自分も主体性を持ってやっていくんだ」とこれまで以上に多くの方が感じたのではないでしょうか。gen-tenに出場したかどうかにかかわらず、みなさんが事業の立案や既存事業のアップデートを「ジブンゴト化」し、自分の領域のアセットを使いながら、アントレプレナーシップを発揮して取り組んでいけると感じて動き出すきっかけになればと思います。引き続き、みなさんで新しいチャレンジを続けていきましょう!」
こうして大盛況のうちに、gen-ten2024は幕を閉じました。
セプテーニグループでは今後も、gen-tenをはじめ、ひとりひとりがそれぞれの形のアントレプレナーシップを育み活かすための取り組みを推進し、ビジョンの一文節目に掲げる「新しい時代をつくる人が育つ場となる」を実現し、ミッションである「ひとりひとりのアントレプレナーシップで世界を元気に」することを目指してまいります。