Colors of Your Entrepreneurship~キャリアストーリーから紐解くそれぞれのアントレプレナーシップ~#10 デライトチューブ 江口 七星
こんにちは。セプテーニグループnote編集部です。
セプテーニグループでは「ひとりひとりのアントレプレナーシップで世界を元気に」をミッションに掲げています。アントレプレナーシップという言葉の解釈は各自に委ねられていますが、社内でもよく語られる解釈の1つに「コントロール可能な資源を超越して機会を追求すること」というものがあります。このような資質と姿勢を持つ人材こそ、ビジョンの冒頭で掲げる「新しい時代をつくる人」であり、セプテーニグループの強みの源泉となっています。
だからこそセプテーニグループにおけるアントレプレナーシップは、限られた経営者やリーダーのみが発揮するものではありません。ひとりひとりがそれぞれのかたちのアントレプレナーシップを見出して日々実践するとともに、その多様性を認め合えている状態。すなわち「アントレプレナーシップの民主化」された姿が私たちの理想です。
このnoteでは、セプテーニグループの各社において、ひとりひとりがどのような思いを持って、どのようなアントレプレナーシップを発揮して働いているのか、社員個人に焦点を当ててご紹介します。
今回は、株式会社デライトチューブ 江口七星さんにお話をお伺いしました。
デライトチューブへの異動をはじめ、積極的に新たなチャレンジを続けてこられた江口さん。そんな江口さんにとってのアントレプレナーシップや、今後さらにチャレンジしたいことなどをお伺いしました。ぜひご覧ください!
ー現在の業務内容を簡単に教えてください。
デライトチューブでは、お客様の課題解決に向けて、生成AIやコンテンツマーケティングを活用したサービスを提案・提供しています。
私は現在、営業の役割を担うアカウント部の責任者として、お客様へのご提案に加え、マーケティングや業務改善サポートに活用する新規の生成AIツールの開発や導入支援も行いながら、メンバーのマネジメントも担当しています。また、「FUKURO AI」のセプテーニグループ全社導入・活用推進などにも携わっています。
ーセプテーニグループへの入社後、デライトチューブへ異動される前はどのようなお仕事をされていたのでしょうか。
もともと大学でデザイン系のゼミを専攻し、Photoshopやillustratorなどのツール使用経験があったことから、セプテーニグループに入社した当初は、広告のクリエイティブ部門に配属されました。
1年目で主に案件のディレクションを担当し、2年目からは案件を持ちながら、後輩の育成も行っていました。
2年目の後半にかけては、表に出る仕事よりも後方支援の役割が増え、新入社員の育成やワークフローの構築などにシフトしていきました。
近しい人を笑顔にする仕事がしたい
ーその後、デライトチューブへ異動されたんですね。
異動には何かきっかけがあったのですか。
いろいろありましたが、1つは広告以外の仕事にも挑戦したくなったためです。グループ外に出るという選択肢もありましたが、グループの雰囲気や一緒に働く方たちの人柄が自分に合っているように感じていたので、グループ内で他に何か興味があることが見つかれば良いなと思い、いろいろな方に話を聞いて回りました。
そのなかで、デライトチューブ代表の三矢さんからも話を聞き、おもしろそうだと思い「入りたいです」と自分から志願したんです。その半年後くらいにデライトチューブに異動しました。
当時のデライトチューブは自社メディアの運用事業を行っていたので、ユーザーの反応が直接わかることに大きな魅力を感じていました。
広告事業に携わる中で、クライアント担当者様の反応がわかることは嬉しかったのですが、実際に商品を使用しているエンドユーザーの反応まではわからないところに物足りなさを感じていました。もともと「近しい人を笑顔にする仕事」を軸に就職活動していたこともあり、エンドユーザーとの距離がぐっと近くなる事業に挑戦してみたいと思いました。
また、デライトチューブの雰囲気や、三矢さんとの相性が自分自身に合っているように感じたこと、自分たちから何かを発信できるところがおもしろそうだと思ったことも異動の理由でしたね。
ー大きな環境の変化を選んだんですね。
当時は社員が4人くらいの小さな会社だったんですが、セプテー二グループ内の会社ということで不安はありませんでした。一方でデライトチューブはグループの中でこれまでとは違う業態のサービスを提供していたこともあり、半分転職のような気持ちで飛び込みました。
最初の頃は、自社メディアを運用していたので、タイアップ記事などの営業をしたり、自分で記事を執筆したりしていました。カメラを背負ってプレスリリースを出した会社の記者会見に出向き、その場で会見内容を記事にまとめるといった記者のようなこともしていましたね。
その後、SNSメディアでYouTubeが流行り始めた際には、毎日三矢さんと一緒に撮影して投稿するなど、YouTuberのような仕事もしていました。
現在、デライトチューブの事業で生成AIを扱っているのも、三矢さんがスピード感と柔軟性を持って「生成AIの時代が来る」と察知し取り入れることを決断されたことがきっかけです。
挑戦する基準は
自分がおもしろいか、納得できるか
何をやるかよりも誰とやるか
ーデライトチューブに異動して、どのような印象を持たれましたか。
規模が大きくない組織だからこそ、代表との距離も近く、一緒に方向性を決めたり、意思決定しながら事業に取り組めることに当時も今もおもしろみを感じています。
私は、自分でサービスを作ったり事業を始めたいというタイプではないのですが、だからといって何も知らされず淡々と業務をこなすのは苦手なんです。1つの作業にしても、一緒に意思決定をしていく中でどんな意味があるのか、何を目標にしているのか、といった明確なビジョンを共有しながら行っていきたいと思っているので、今の仕事はそういった点が自分に合っているなと思います。
また、デライトチューブでは次々と新しいことが提案され、自分の役職や役割も変わってきていますが、そのなかで、新たなチャレンジを楽しんでいるところもありますね。私は「何をやるか」よりも「誰とやるか」を大切にしていて、「三矢さんについていったらきっとおもしろい」と思い、デライトチューブを選びました。小さい頃から「考えるよりやってみる」という性格で、自分がおもしろいと感じるか・納得できるかを基軸に「これだ」と決めたら突き進むタイプだったので、新しいことにどんどんチャレンジしていくことに抵抗はありませんでした。
新たな発見や手段を提供して、新しい選択肢を周囲に与え続けたい
ー今のお仕事はどのように社会に役立っていると思いますか。
あわせてどういうときにやりがいを感じるかも教えてください。
世の中の人の価値観を揺さぶり、新たな選択肢を提供している、という点で役に立っているのではないかと思っています。
デライトチューブでは、企業理念として「shake your values(あなたの価値観を揺さぶる)」を掲げています。これを実現するための手段として、現時点では生成AIとコンテンツマーケティングを活用していますが、営業としてもどちらかのみに特化するのではなく両方の知識を深めることで、お客様の課題により適した方を選んだり組み合わせたりしながら課題解決を図っています。
実際にお客様と話していて、「こんなこともできるんだ」というリアクションをいただいたり、お客様がやってみたいと思っていたことをスピード感を持って形にして喜んでいただけることが、新規事業をつくっていく上でのやりがいになっています。これからも、特定の手段にこだわることなく新しいものを取り入れながら、周りの人の価値観を揺さぶり、新しい選択肢を提供し続けていきたいと思っています。
また、メンバーのマネジメントに関しては、もともと「近くの人を笑顔にしたい」という想いがあったので、マネジメントしているメンバーが、パートナー企業の方やお客様に褒められることが、自分にとってのやりがいやうれしさにつながっています。
ー企業理念の「shake your values」と、江口さんの「近くの人を笑顔にしたい」という想いが重なって、リンクしてるのが素晴らしいですね。
今後はどのようなことにチャレンジしたいですか。もしくはどのような存在になりたいですか。
自分自身としても、会社としても、常にチャレンジし、人の価値観を揺さぶり続けるものをずっと作り続けられる存在でありたいですね。
また、三矢さんが発案したものを、自分が体現者となってうまく作り上げていけるような存在になっていけるといいなとも思っています。
ー最後に、江口さんにとってのアントレプレナーシップとは何かをお聞かせください。
大きな変化を選び続けることですね。
入社時からセプテーニグループの「迷ったときは変化の大きい方を選ぶ」という考え方や言葉に触れる機会が多くあり、もともと自分自身の強みだと思っていた行動力や、チャレンジする気持ちの強さにリンクするところがあると感じてずっと頭に残り続けていました。なので、私の中でも「大きな変化を選び続ける」という言葉が入社したときからのキーワードになっていたんです。
これはセプテーニグループのバリューである「つよく、やさしく、おもしろく。」にも通じていると感じていて、中でも特に、自分には性格的に「つよさ」が一番よくあてはまっているのではないかと思っています。
私も会社のなかで、「つよさ」を作っていける、支えていける存在になりたいです。
ー江口さん、ありがとうございました!
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