「印象派 光の系譜」展に行ってきた話
久々にしっかりめに書きたくなったので書く。
最近西洋美術が楽しい。
体調不良が重なった時に人間関係でやらかしてガチ凹みしていた時に、偶然YouTubeで見かけた「山田五郎チャンネル」を見て、西洋絵画の面白さにすっかり魅了されてしまった。
ゴッホは何となく好きだったけど、さまざまな作家の生涯と作品を解説されて、文字通り「世界が広がる」感覚があった。
今まで手に取ったことのない画集を見に図書館に行ったり、展覧会情報を集めたりして、久々にワクワクしている。
そして表題の展覧会は、前に「メトロポリタン美術館展」に行った時に告知を見て、とても楽しみにしていた。
(大阪では2月までやっているそうです)
あまりにもミーハーな見方しかできないのだけど、とにかく全て「絵が上手い……」としみじみ体感した。
光の系譜、と名を打つ通り、印象派の画家達は「光」の表現をとても大切にしていて、まるでその場で光と空気を感じているような感覚になる。
ひとしきりその感覚を堪能したところで、「どうやったらこんな感覚を絵に込められるのか」とじっくりカンバスを見ると、筆遣いや色の重なりがありありと見えてきて、確実な「技術」が伝わってくる。
技術を使わないと表現はできないんだなぁ…と、あまりにも当たり前な事をつくづく思い、そして「絵がうめえ!!」と語彙力のない感想しか出てこない、良い展示でした。
今回は撮影OK作品があり、「カメラ」を通すとまた見え方が違って見える。
これはカンバスサイズがスマホのカメラを通して「均一化」してしまうところが大きいと思う。
現物の「サイズ」は鑑賞時にとても見る側に影響を与えるのだなぁ、と思った。
以下は撮ってきた作品と解説パネルをペタペタしておきます。
モネの睡蓮解説パネル撮りそびれた………