宮山(グンサン)
ソウルの南西側、江西(ガンソ)区加陽(ガヤン)洞。そこでは素敵な景色を楽しみながら心を落ち着かせる場所、「宮山(グンサン)」がある。金浦空港(キンポゴンハン)駅から地下鉄と歩きで約20分。近隣住民も散歩をするためによく訪ねる場所である。
宮山は低めの山であるが、漢江(ハンガン)と色々な山のパノラマを持っている。山頂に着くところには、穏やかな楼閣の「小岳樓(ソアッル)」が見られる。旅行者が漢江の景色を楽に楽しめる場所。小岳樓に座って遠いところに向かって視線を向けると、まるで水墨画のような風景が見られる。韓国の代表的な画家の鄭敾(チョン・ソン)が絵を描いた楼閣。旅行者は彼と同じ景色を見られる。その景色と共に風の涼しい触感も存分に感じる。そして川沿いの道路に目を移すと、どこかへ走る車が見られる。それは確かに昔は見えない場面。宮山に登って小岳樓に座った瞬間からまた別の時間旅行が始まる。
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