Seoul Hertz

ソウル・ヘルツ:日常にソウルの景色が繋がる

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ソウル・ヘルツ:日常にソウルの景色が繋がる

最近の記事

宮山(グンサン)

ソウルの南西側、江西(ガンソ)区加陽(ガヤン)洞。そこでは素敵な景色を楽しみながら心を落ち着かせる場所、「宮山(グンサン)」がある。金浦空港(キンポゴンハン)駅から地下鉄と歩きで約20分。近隣住民も散歩をするためによく訪ねる場所である。 宮山は低めの山であるが、漢江(ハンガン)と色々な山のパノラマを持っている。山頂に着くところには、穏やかな楼閣の「小岳樓(ソアッル)」が見られる。旅行者が漢江の景色を楽に楽しめる場所。小岳樓に座って遠いところに向かって視線を向けると、まるで水

    • フリッツ・ハンセン設立150周年記念展示

      2023年1月5日、フリッツ・ハンセン設立150周年記念展示『SHAPING THE EXTRAORDINARY』が終わった。展示会場の「文化駅ソウル284」は旧ソウル駅舎で、現在は復合文化施設として存在している。文化駅ソウル284の内部を幅広く使い余裕でありながらも充実な構成。それが今回の展示のポイントだった。フリッツ・ハンセンの製品、ブランドの物語、韓国の伝統的な職人とのコラボレーションなどを通して観覧者がフリッツ・ハンセンを理解する旅は更に深くなった。 今回の展示を一

      • o’sulloc(オソルロッ) TEA HOUSE 北村(プッチョン)店

        人類と長い時間を共にしてきた飲み物、お茶。お茶はただの飲み物ではなく、それ以上の文化として存在する。休み、癒し、響き。世界の中で一番長い歴史を持っている飲み物のお茶を構成する単語は全部ゆったりなもの。 お茶はその葉の発酵期間や葉の形などによって区分される。「o’sulloc TEA HOUSE 北村店」(オソルロッティハウス プッチョンジョム)という空間で旅行者はお茶の多様さをゆっくり感じれる。そして、北村韓屋村のビューはこの店だけの個性的な魅力。そのビューと共に一口のお茶

        • コーヒービーン 東大入口(ドンデイック)店

          読書は静かな行為である。しかし、その中で経験することはダイナミック。本のページを捲る時、自分の色を変えながらうねる感情の波を存分に感じること。それほどダイナミックな経験を「旅行」と呼ぶのも悪くないかなと思う。 穏やかな空気がある場所、東大入口(東國大学校入口、ドンデイック)駅。2番出口方面のカフェ「コーヒービーン 東大入口店」では特別なことを経験できる。売り場に入って他のドアを開くと、韓国の伝統的な建物である「韓屋(ハノク)」が見られる。2軒の建物があり、メニューを注文した

          ミュージアムハンミ・三清(サムチョン)

          韓国最初の写真専門美術館、ミュージアムハンミ。2022年12月、鍾路(チョンノ)区三清(サムチョン)洞で「ミュージアムハンミ・三清」が開館。思う存分に写真を観覧できるのみならず建物の独特なデザインが目立てる空間である。清くなみなみと揺れている水を抱きしめた建物のデザイン。水面に砕ける光は、「ミュージアムハンミ・三清」という空間での旅に涼しい風になる。 ミュージアムハンミ・三清は、開館記念展『韓国写真史・インサイドアウト・1929~1982』を通じて観覧者に質問する。「写真の

          ミュージアムハンミ・三清(サムチョン)

          銅雀大橋(トンジャクデギョ)

          すべての旅は一歩から始まる。ソウルでの旅行をどこから始めようか悩む時は、ソウルの中央を貫いて流れている「漢江(ハンガン)」から考えてみる。川の水を従って続いた散歩路、そして広い江を横切る長い橋。気楽に一足を踏み出すには良い所であるためだ。 龍山(ヨンサン)区と銅雀(トンジャク)区を繋ぐ橋、銅雀大橋(トンジャクデギョ)。橋の南側と北側の両方にエレベーターがあることは、この橋の特徴の一つ。それで散歩路と橋を行き来する旅行者の気持ちは楽になる。銅雀駅(ソウル地下鉄4・9号線)に降

          銅雀大橋(トンジャクデギョ)