マクリンがピンチ！2024年3月6日のgoogleアップデートの既出情報+独自見解まとめ
こんにちはSEO対策研究家のみうです。日々SEO対策の研究をしています。
少し暖かくなりましたが、いかがお過ごしでしょうか？
このnoteでは、2024年3月6日に行われたgoogleアップデートについて、既出情報＋独自情報をまとめて提供します。
2024年3月6日のgoogleアップデートの概要
2024年3月6日のgoogleアップデートについて、googleは次のような発表をしています。
検索結果に表示される質の低い、独創性のないコンテンツが 40％ 減少すると見込んでいます
これまで一度もなかったような大変動が起こる予感がします。が、今のところそれほど阿鼻叫喚の声は聞こえてきません。これから大変動が来るのかもしれません。
また、今回のgoogleアップデートにはスパムアップデートが組み込まれています。
スパムポリシーに違反する試みとして、次の 3 つの行為を追加しました。Expired domain abuse（期限切れドメインの悪用）
Scaled content abuse（大量生成されたコンテンツの悪用）
Site reputation abuse（サイト評価の悪用）
別の言葉で言い表すと、以下のブログがペナルティを対象になるということです。
・中古ドメインを使っているブログ
・AIを使った記事を投稿しているブログ
・評価が高いディレクトリーを借りて運営しているブログ
どれも日本でもよく使われているSEO手法なので、実際使っている人は戦々恐々ではないでしょうか。
インデックス削除されたブログの特徴
3月6日にgoogleアップデートが行われましたが、日本ではそれほど阿鼻叫喚の声は聞こえてきませんと言いましたが、海外ではインデックス削除されたブログの事例が相次いでいます。
実際、インデックス削除されたブログを拝見したところ、その特徴に気づきました。いかにもAIを使って書いたと思われるブログがインデックス削除されていました。
インデックス削除されたブログ その1
参考：
Google March Update Alert ⚠
— Kashif Riaz (@KashifRiazSEO) March 6, 2024
Massive de-indexing of websites from Google.
Here is a one such massive case where https://t.co/d5WDBWx2TC with 9.3 million visitors/ month.@glenngabe @Marie_Haynes @lilyraynyc pic.twitter.com/274aVYoa9M
このブログがインデックス削除された原因となっていると思われる箇所を3つ見つけました（あくまでみうの推測です）。
１．同じ見出しが多数の記事に含まれている
※上記記事は、外国語で書かれている記事を自動翻訳したもの。以下同じ。
他、多数。
２．まったく同じテキストが多数の記事に含まれている
他、多数。
３．同じような説明が多数の記事に含まれてる
他、多数。
インデックス削除されたブログ その2
下記ツイートでは、インデックス削除されたURLが10つ挙げられています。そのうち9つが芸能人を話題にしたブログでした。
🔥 10 Sitios totalmente desindexados en #Google, solo algunos de los que encontré haciendo algunas revisiones:
— Bruno Dangelo (@porteseo) March 6, 2024
🔴 equityatlas .org [4M - 900k]
🔴 filmifeed .com [1M - 850k]
🔴 qmunicatemagazine .com [750k - 680k]
🔴 newsunzip .com [400k - 290k]
🔴 tvguidetime .com [300k - 770k]… pic.twitter.com/ZJ4KQo0ElE
その中の１つを見てみましょう。はっきりとした特徴に気づきます。
https://healthyceleb.com/
みんな記事タイトルが似ています。これがインデックス削除の原因だと思いました。
マクリンがピンチ！
下記はマクリンのブログです。
言い換えドットコム | さまざまな言葉の類語を紹介するサイト
AIを使えば手っ取り早く作れそうなブログだなというのが正直な感想です。実際マクリンはAIを使って記事を書いている可能性が高いと思っています。
注目したいのが、一連の記事タイトルのパターンが海外でインデックス削除されたブログと似ています。
これはマズいのではないでしょうか。
このブログだけインデックス削除されるのならまだいいのですが、アドセンス広告のIDからマクリンの別のブログも根こそぎインデックス削除されたら、いくら悔やんでも悔やみきれないでしょう。
どうするマクリン？！
※なお、上記ブログのSEOの強さの秘密は、こちらのツイートで解説しています（Xにログインしないと追加のツイートは見れないようです）。
https://twitter.com/creditcardmiu/status/1768964775441277065
求められる対策
今回のgoogleアップデートでは、同じような記事の書き方で大量の記事を投稿しているブログがインデックス削除されています。
例えば、芸能人ブログを立ち上げた際に
「ビートたけしの現在、年収、資産、家族、病気」
「タモリの現在、年収、資産、家族、病気」
「明石家さんまの現在、年収、資産、家族、病気」
という調子で記事を書き続けたら一発アウトになります。
推測ですが、人が書いた記事でも以下の要素がいくつか重なった場合にインデックス削除されるリスクがあると考えています。
・特化ブログを運営している。
・いつも同じような記事の書き方をしている。
・ライターに細かく記事の書き方を指定している。
・大量の記事を投稿している。
対策は、同じような記事の書き方にならないように気を付ければ、AIを使ってもインデックス削除されないと思います。また、ライターを使う場合は、ライターには割と自由に記事を書かせたり、（記事の書き方がそれぞれ違うことを狙って）ライターを複数使うことで、インデックス削除を回避することができると考えています。
参考：
今の所、自分が関わった企業サイトの生成AI記事のほぼ全てが上位を維持し、下位だったものも上位へ上昇しています。
— おおき/SEO (@ossan_mini) March 12, 2024
「分散」をとにかく意識した記事で、タイトルからリード文から見出し、各段落に至るまで全て微妙な変化をつけていきました。
これはかつてのリンク販売会社がやっていた手法と同じ。
インデックス削除は避けるべきですが、効率も考えないといけない
同じような記事の書き方をしなければ、インデックス削除を避けることができますが、ブログで稼ぐのなら効率も考えないといけません。
みうはAIを使って本のリライトをするのが良いと考えています。こちらのnoteの有料エリアで具体的なノウハウを解説しています。
⇒ブロガー必見！賢くGeminiを使いこなすための方法5選
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