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韓国生活3カ月で感じたこと。

韓国に到着して約3か月が経ちました。

住民登録も完了し、銀行も電話も使える状態になってやっと生活も落ち着いてきました。

ということでちょっと余裕ができたので、今回はこれまでの期間で感じたことについて簡単に書いていこうと思います。

①生活の環境について、

とにかく行政がしっかりしてる印象を受けました。

身分証を作りに役所に行ったときの話なんですが、在日コリアンで国籍は韓国だけど住民登録番号がないというのはおそらく彼らにとって初めてのケースだったんだと思います。

マニュアル本を何度も確認しながら職員総出であーでもないこーでもないと議論を交わしながらもなんとか方法を見つけ出し申請することができました。その後はとくに問題なく身分証をゲット。

あと空港から隔離する住宅に向かう際にも絶対に公共交通機関や市民と交わらないようにするための移動対策が徹底されていて本当に空港から家の真下まで車で送ってくれたのも驚きました。。

スペインから日本に帰国したときは正直ここまで厳しくもなかったしやろうと思えば空港からの監視も余裕で突破できるので、コロナに対する政策や本気度の違いが垣間見えた瞬間でした。

なんとなく政治家の汚職や不正のイメージが強かったのであまり行政サービスについては期待してなかったんですが、ここに来て先入観を払拭できました。

少なくともズートピアのナマケモノみたいな人は一人もいなかったです。


②ご飯について

一言でいうとB級グルメ天国。

またここまでの経験談で言わせてもらうと韓国では約98%の料理が唐辛子にまみれているので、辛い物が苦手な人は白飯とジャジャン麺を食べること以外に生き残る道はありません。


③お酒の飲み方

監督や上司にあたるコーチとお酒を飲むとき。

目上の人がいる方向からグラスをずらして見えないように飲むというのは知ってたんですが、実はそれ以外にもルールがあり必ず目上の人が頃合いを見てそのタイミングで乾杯して全員同時に飲まなくてはいけないのです。

要は一人で飲んじゃだめというルール。

お酒が弱い人に強要することはないですが、未だに自分のペースで飲めないのが慣れず無意識に自分のタイミングでコップに手がいってしまうのをツッコまれるというのが最近パターン化されつつあります。


④サッカーの環境

一番びっくりしたのがこれ。

ほぼ全チームで専用の大型バスを所持しており、育成年代でこの環境は多分世界的に見ても韓国だけなんじゃないかと思う。

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これが自分が所属するチームのバスです。

大体50人乗りぐらいの大型バスなんですが、まじで全チームこれ級のバスを揃えてます。(カラーリングも各チームの個性が出た仕様になっておりサッカーに対する気合の入り様が伺えます)

チームの強弱に限らずなのがすごい点。


あとは環境というよりかは文化的な話なんですが、

『文武両道』という概念は日本でもスペインでも当たり前に浸透していますが、

それが韓国サッカー界では全くと言っていいほど認知されていません。

要はサッカー選手はサッカーだけ頑張ればいい!という舵に全員一致で全振りしているのです。

選手、指導者、保護者にしても勉強は二の次、三の次という考えが当たり前で正直そこだけは許容できない部分ではあります。

宿舎に着いたときも選手の大部屋には布団とクローゼットしかなく勉強机がないのが衝撃でした、、

ただその問題について近年改善の兆しが見えており、名門大学への入学の条件に全国大会などの成績以外に学校での成績や内申が含まれるということで、現在全国のサッカー小僧たちの勉強不足問題解決に向けた転換期にある状態です。

サッカー選手になれなかったらどうするん?っていう問題が完全に棚上げ状態だったので、これを機に考えを改めてほしいと思います。

彼らにはバルサのカンテラの選手でも勉強して大学行くよ!と声を大にして言いたいです。


とりあえず今回はおぼろげながら浮かんできた出来事について話してみました。

他にもまだまだ感じたことやカルチャーショックを受けた出来事などあるんですが、また別の機会で話そうかなと思います。

では、また。


アンニョン!!


最近の気になるニュース、


個人的にはバルサにはレアル主導の大会なんか誰が参加するかぼけぇぐらいの勢いで不参加と開催反対の旗頭になってほしかったな。


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