【指導者第3世代と第4世代の特徴+課題について考えてみた話】
まず、指導者第3世代?第4世代?は?
と、疑問に思った方はご安心ください。
今自分が勝手に作った言葉なのでわからなくて当然です。一旦落ち着きましょう。
なんでこんなことするのかというと指導者の形態をカテゴライズすれば特徴や課題が見えて面白いかなと思ったので、ただそれだけです。
あと、これは決して第1世代が第4世代に比べて劣っているということではないので悪しからず。
お笑い界で例えるならビートたけしとオードリーと霜降り明星、世代は違うけどみんな面白いですよね。そういうことです。
では、まずそれぞれを簡単に定義しましょう。
第1世代→*日本で指導者を始めた人
第2世代→*日本で指導者を始め、その後海外で指導を勉強した人
第3世代→海外で指導者を始めた人
第4世代→海外で指導者を始め、その後*日本で指導を始めた人
*=自国(ここでは日本とします)
まぁざっくりとこんなもんでしょうか。
とくにサッカーのように世界的に見て自国のレベルが低い競技などはこのように指導者形態の変遷があるのではないでしょうか。
それでは早速、自分が属する第3世代の特徴について独断と偏見を交えて話していきたいと思います。
特徴その1、
若い。
特徴その2、
お金がない。
特徴その3、
時間がない。(複数チームを掛け持ちする人が多いため。自分もアシスタントとして2チーム見ています)
特徴その4、
ほぼ全員第4世代となる。
特徴その5、
日本の指導の現場を知らない。
こんなもんでしょうか。
基本的にみんなお金も時間もないので生き急いでる感あります。
第4世代も第3世代の道を通るのでほぼ同じようなもんですね。
最後の特徴は第4世代の課題にも繋がり得る問題点だと思います。
この『日本の指導の現場を知らない』ということのなにが問題になるのかというと、
指導の現場において他国で学んだ指導方法をそのまま自国で踏襲することが難しいからという点が挙げられます。
なぜ難しいのかというと、指導方法はそれぞれのサッカー文化を考慮して考えられているものであり、その文化は国の特性に基づき根付いてきた歴史があるからです。
国の特性というのは、主に環境、そして国民性のことを指します。
これはもちろんスペインと日本では大きく異なります。
日本で週3、一日1時間のトレーニングをやってもスペインでやってたときと同じような効果が得られるか、というと疑問が浮かびます。
なぜなら年間36試合もホーム&アウェイでリーグ戦が行われる環境が日本にはないからです。
どんなに良い指導方法と思っても、まずは自分たちが学んでいるのは一つの答えに過ぎないという点を自覚すること、そして学んだことを各チームそれぞれの個性に適応させていくという作業が必要なるのかなと思う次第です。
指導者学校でも育成年代の指導においては選手それぞれの1年齢、2熟練度、3性別、4文化、5インテリジェンス、6事前に得ている知識。これら6つの要素を考慮すべきと教わります。
もう少し掘り下げていきたいんですが、めちゃくちゃ長くなりそうなので、ここまでにしておきます。
これ一人でやってても寂しいのでもし読んでくれた方は自分が何世代なのか当てはめてどういう特徴があるのかとか教えてくれる嬉しいです。
おわり。
今日の気になる時事、
『壇蜜 ラーメン次郎のマシマシ注文に免許制を提案』
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