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10/23 カニも食べたいな

今日は寝る前にパソコンに立ち向かうことができた。だから初めての2日連続投稿である。やった。

昨日おでんのことを書いたが、そういえばここ数年うまいカニに出会っていない。なぜカニかというと、私の弟は今年の春、大阪へ友人たちと旅行に向かったのだが、現地のかに道楽でなんと一人一万するコースをほおばったというので驚いたためである。

僕だってそんないいカニ食べたことがないのに。

その話以来、うまいカニにありつく機会を狙っている。

うまいカニを最後に食べたのは、4年前の正月、祖母の家で食べたモズクガニだったと思う。昔はその地域の大地主だったようで、正月になると親戚一同が集まり宴会をする。集まる人は年々少なくなっていたが、料理は毎年必ずたくさん用意され、子供たちは離れたのテーブルで唐揚げやオードブルなどのいわゆる「Snack」をほおばり、大人たちは大人の領域で、こっそりと本当においしいもの、例えば地元でとれたタイの煮つけやブリの刺身など、を地酒の肴にして近況を報告しあう、というのが年明けのいつもの景色だった。モズクガニは、そんな大人の世界に存在する手の届かない食材の一つだった。大人たちにも人気な一品だったらしく、刺身などは残ることもあったがカニは剥いたの殻しか残されていなかった。

たが、どんな気まぐれから知らないが、4年前の正月は僕は大人の領域に招かれた。それは、僕がその前の年に初めて柔道の試合に勝てたからかもしれないし、それにかかわらず少しずつ大人の背格好になってきていたからかもしれないが、本当のところはわからない。とにかく、その年は僕はいつもとは違う席に座っていた。

大人たちがどんな会話をしているか、それは子供のテリトリーにいてもなんとなく聞こえてはいたのでおおよその流れはわかっていたが、実際に間近で体験すると酔っ払いとはこうもアホな内容を何度も繰り返し、大きな声で言わないと気が済まない生き物なのかと衝撃を受けた。その時の僕は絶対にお酒を口にしないことを誓ったが、この場を借りて当時の僕に今の僕から謝罪したいと思う。ごめん、飲酒最高だわ。(成人済みです。)

大人たちの会話が飛び交う中、僕はテーブルを見渡した。子供用の料理とは明らかに違い、茶色い揚げ物がない。透き通った魚の白身。いつもとは違うおせちの数々。目の前に並べられた料理をみて、僕を少し大人な気分になりくすぐったく
なった。

それらの料理の中で、僕の目をとらえたのは、残りわずかとなったモズクガニだった。大人たちとの争奪戦に負けないように高らかに「カニ食べたい」と宣言し、死守することに成功した。こうして、僕はモズクガニにありついたのである。初めて食べたその味は、おいしかったかまずかったか覚えていない。しかし、「良いカニ」だったということは覚えている。

コロナのせいでその翌年から去年まで、祖母の家ではいつもの新年会がなかった。これ以降毎年大人エリアで楽しめると思っていたのだが、残念である。今年の正月を楽しみにしている。

では長くなったが、今日の日記を書いていく。

6:40、起床。毎度のことながら寝起きに20分かかった。作り置きのカレーを食べ、レポートを少しやっていたら学校に10分遅刻した。12:00に昼食。副幹事をしている新年会の作業を話し合った。17:00にいったん帰宅。夕食を食べてから、20:00から柔術。22:00に帰宅し、レポートをほぼ仕上げて、11:30までこの記事を書いてた。何してんだ僕。

継続したいな、、、ガンバ、僕。

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