Helsinki 🇫🇮| 欧行漫録
あけましておめでとうございます。デンマーク第2の都市、オーフスに留学しているセオです。昨年末、気温-15°のヘルシンキをさすらい(そして死にかけ)ました。
お目当てのフィンランド式サウナは、到着日に課された新規制で営業中止、岩の教会やArtek 2nd Cycle にも(ただの不注意で)行きそびれるなど、とにかくツイていない旅。
一生(忘れたくても)忘れられない経験を沢山したので、記念に書き初めます。
海外旅行を楽しむのは中々難しい情勢ですが、現地の空気感をお裾分けできれば幸いです。
01 Tourist Sites
やらかしの自己ベストを、爆速で更新しつづけたクレイジージャーニー。行きは飛行機を逃しかけ、帰りは本当に逃しました。
Helsinki-Vantaa Airport の冷たい床に身を横たえ、来年こそ真っ当な人間になろう、そう友人と誓い合った2021年12月29日。
Suomenlinna
世界遺産にも登録された星形の海上要塞。
絶対カッコいいヤツじゃん、と超期待していたのですが、実物はまあ、なんというか… 引き画を楽しむくらいが、丁度いいと思います。
とはいえ、フェリーで氷をバリバリ割りながら進んでいく感じ、めっちゃ良かったです。
ちなみにフィンランド人は安酒を求め、対岸のエストニアにフェリーで渡るそうです。
Uspenskin katedraali
生神女就寝大聖堂。しょうしんじょしゅうしんだいせいどう、と読むそうです。なんだかゲシュタルト崩壊の起きそうな字面。
ロシア正教会の一員ということで、いわゆる西欧諸国の教会とは、一風変わった趣があります。中も覗いてみたかったなー…
Helsingin tuomiokirkko
Unioninkatu 29, 00170 Helsinki
19世紀初頭、トゥルクからヘルシンキへの遷都に伴い、都市計画の中枢を担ったドイツ人建築家カール・ルードヴィッヒ・エンゲル(エンゲル係数の人じゃないよ!)
彼の代表作と名高い大聖堂。上から見下ろすと十字架の形に見えるそうです。
白壁と、降り積もる雪との調和が美しい。
ヘルシンキの成り立ちについては、現地で大変お世話になった森さんの記事が詳しいです。
Designmuseo
Korkeavuorenkatu 23, 00130 Helsinki
フィンランドデザインの粋を集めた美術館。
ファッションから、グラフィック、工業デザインまで、圧倒的守備範囲の広さが魅力です。ミュージアムショップに並ぶ、お洒落プロダクトの数々もお見逃しなく。
チケットは大人€12、学生半額です。(海外にしては珍しく)きちんと学生証を確認されました。
Iittala & Arabia Design Centre
Hämeentie 135 A 8th floor, 00560 Helsinki
フィンランド南部の村で、小さなガラス工房から始まった「Iittala」。今や北欧を代表するブランドの、聖地とでもいうべき場所。
創業140年の歴史を辿る美術館や、コンセプトストアが立ち並びます。年末ということで、廃盤になるプロダクトが安売りされていました。
館内には日本語表記の案内板から、日本人の店員さんまで。ビックリして事情を聞くと、コロナ前は来客の40%以上が日本人だったようです。
改めて、北欧人気の根強さを実感。
02 Cafe, Restaurant & Bar
うーん。力量不足ゆえか、今回は良いお店との出会いが少なかったように思います。食べることは、大好きなのですが…
オススメのご飯屋さんなどあれば、是非、コメントで教えてください。
Haru Plus Sushi
物価の高いフィンランドですが、昼はビュッフェメニューを提供している店も多く、(比較的)手ごろな価格でお腹を満たせます。今回は、新鮮なサーモンを求め、Sushi Restaurant へ。
ごはん粒が、まさに「寿司詰め」の状態で凝固したシャリ、無造作にぶち撒けられたマヨなど、論点も多いですが、ネタ、というか Salmon の鮮度は間違いなく本家超えてました。
あと、味噌汁おいしかったです。謎に。
Who The xxxx is Alice
街の中心から、電車に揺られて30分。Aalto University 近くのピザ屋。
ファンクな名前と裏腹に、仕上がりはかなりの本格派。ワルに成りきれない葛藤みたいなものを感じました。知らんけど。
観光で足を運ぶ機会は少ないと思いますが、近くにお越しの際はぜひ。
03 Souvenirs
「旅行の醍醐味は買い物」そんな親の言葉を、ようやく咀嚼できる歳になりました。
卒業後の一人暮らしも見据え、日本に持ち帰れるサイズのインテリアを吟味。目指せ、北欧、暮らしの道具店みたいな生活。
Oiva / Sääpäiväkirja -lautanen 25 cm
フィンランドの空模様を描いたという、水彩画タッチのデザイン。はっと吸い寄せられる青色のグラデーションに Fall in love at first sight.
すみません。留学生活も早4ヶ月、ルー大柴と肉体の主導権を争っています。なんか、呪術廻戦みたいですね。
ところで、こんな皿を買っている暇があるなら、空港に猛ダッシュすべきでした。反省はしている。後悔などあろうはずがない。
Tealight candleholder 60mm recycled
Iittala Alvar Aalto Collection
「北欧の賢人」アルヴァ・アアルトが、フィンランドの湖を模してデザインした(諸説あり)キャンドルホルダー。蝋燭の火が、流線形のガラスに反射し、揺らめく美しさよ。
廃棄ガラスのみで作られたリサイクルエディション。パッケージにも再利用可能な素材が使われ、エコフレンドリー。
04 Street Photos
ぶっちゃけ、写真とか撮ってる場合じゃなかったです。寒すぎて。素材不足感は否めませんが、どうかお許しを。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。他にも、ブリュッセルやアムステルダムなど、様々な街を旅しています。ぜひ、そちらも併せてご覧ください。
また、留学について聞きたいこと、その他諸々ございましたら、コメントでもDMでも手紙でも、気軽にご連絡ください。
なお感想をお寄せいただけると狂喜乱舞します。