【令和5年】大分県支部
2010年卒業(41期)のクラリネット専攻 倉堀翔と申します。
私は現在、洗足で学んだ4年間を糧に故郷である大分県で未来の子どもたちのため、クラリネットはもちろん吹奏楽や学校現場など、さまざまな場所で音楽を教えています。
大分は音楽の環境が整っているとは言い難く、情報も遅く音楽のレベルが高いとは決して言えません。私はそれを払拭したく子どもたちと一緒に音楽、クラリネットと真摯に向き合ってきました。
その中で、私には一つの夢ができました。
それは”大分から全国レベルの音楽を生む”ということです。
大分から「全国」。それは周囲から鼻で笑われてしまうような夢のまた夢のことでした。
洗足を卒業し約10年、私は諦めることなく、大分の音楽のレベルを上げるため努力をしてきました。そして今年、私が指導する中学校吹奏楽部からクラリネット3重奏にて出場したアンサンブルコンテストで、大分から23年ぶりとなる第46回全日本アンサンブルコンテストに九州代表として推薦され、
全国大会でも金賞を受賞することができました。
また、私がクラリネットを個人レッスンをする中学生2名、高校生1名が
第25回日本ジュニア管打楽器コンクールクラリネットの部で3名全員が入賞しました。
大分を変えたい、大分の音楽を盛り上げたい、この想いを抱くことができたのは洗足で学んだ4年間が充実し、全てが私の力になっているからこそだと思います。その結果、私は夢を叶えることができました。
私にとって洗足での4年間は人生に於いてなくてはならないそんな4年間でした。これからも、未来の子どもたちのため、未来の大分の音楽のため、精進し続けようと思います。
大分県支部では、入会を随時お待ちしております。お気軽にお問い合わせください。
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